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「NASAの月周回ミッション「アルテミスII」打ち上げは3月以降へ リハーサルで液体水素が漏洩」 NASA(アメリカ航空宇宙局)は2026年2月3日付で、有人月周回ミッション「Artemis II(アルテミスII)」の地上試験「ウェット・ドレス・リハーサル(WDR)」の実施結果を発表しました。試験はおおむね順調に進み、新型宇宙船「Orion(オリオン、オライオン)」を搭載した大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」への推進剤充填も行われたものの、最終段階で液体水素の漏洩にともなうカウントダウンの自動停止が発生。NASAは早ければ2026年2月に予定されていたArtemis IIの打ち上げを見送り、2026年3月以降の実施を目指す方針です。WDRは、ロケットの打ち上げ本番に向けたリハーサルと言える最終試験です。SLSの燃料タンクに液体水素と液体酸素を実際に充填しつつ、フロリダ州のケネディ宇宙センターをはじめとするアメリカ各地の拠点間の連携体制の検証や、打ち上げ中止時の対応能力の確認といった作業が、発射約49時間前から発射直前までの約2日間にわたり、カウントダウンに従いながら実施されます。