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Description

本ビデオでは、大前研一氏が40年にわたる日米貿易交渉の歴史を振り返ります。氏は、繊維、テレビ、自動車、半導体といった様々な産業における過去の交渉経験を紹介し、アメリカの要求に日本が順応してきた様子を詳述します。しかし、その結果としてアメリカの産業競争力が回復することはなかったと指摘し、トランプ大統領の関税政策が無知に基づくノスタルジアであり、過去の歴史が示すように成功しないだろうと批判します。最後に、日本の食料自給率の低さといった国内の課題にも触れ、貿易交渉における歴史的視点の重要性を訴えています。