このエピソードでは、宇宙の天体までの距離を測る「宇宙の距離はしご」を深く掘り下げます。幾何学的な基礎となる年周視差(ガイア衛星)、近傍銀河で使われるセファイド変光星、そして遠方宇宙のIa型超新星 を用いて、いかにスケールを拡張し較正していくかという原理を解説します。さらに、この測定の集大成であるハッブル定数の決定と、異なる測定値間の矛盾「ハッブルテンション」 の背景を追求します。