今回は、イギリスのメゾン「ミラーハリス」を代表する作品「スケルツォ」をご紹介します。
この香りは、フィッツジェラルドの小説『夜はやさし』の美しい一節から生まれました。砂糖菓子のような透明感のある甘さと、ウードの深い闇が同居する、一度嗅いだら忘れられない香りです。
今回の聞きどころは、まず「色彩の爆発」から「甘美で官能的な余韻」へとドラマチックに変化する香りの骨格。そして、同じ文章を2人の調香師に渡して作られた「光(スケルツォ)」と「影(テンダー)」という双子の香水の物語です。
ウード初心者の方にこそ試してほしい、華やかで都会的な仕上がり。秋冬の夜、コートやマフラーに忍ばせて、夜の街に出かけたくなるようなドラマチックな香りをお楽しみください。