Hospitalisation trends of respiratory syncytial virus (RSV) infection in adults, six European countries, before and during COVID-19, 2016 to 2023
Euro Surveill. 2025;30(25):pii=2400624. https://doi.org/10.2807/1560-7917.ES.2025.30.25.2400624
https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2025.30.25.2400624
この研究は、2016年から2023年までのCOVID-19パンデミック前後の期間における、欧州6カ国での成人におけるRSウイルス(RSV)感染症による入院動向を調査したものです。主要な目的は、RSVの疫学を明らかにし、特に高齢者の入院率が年齢とともに増加することを強調しています。また、病名コードのみによるRSV入院数の過小評価という重要な課題も指摘しており、より正確な公衆衛生戦略のために監視体制、診断方法、およびコーディングガイドラインの改善が不可欠であると結論付けています。