SARS-CoV-2 infection increases long-term risk of pneumonia in an urban population: an observational cohort study up to 46 months post-infection
Clin Infect Dis . 2025 Jun 25:ciaf345. doi: 10.1093/cid/ciaf345.
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaf345/8173783?login=true
この研究は、SARS-CoV-2感染が都市住民における肺炎の長期的なリスクを増加させるかどうかを調査することを目的としています。研究者らは、COVID-19に罹患した患者が、罹患していない対照群やインフルエンザ患者と比較して、新規発症の肺炎を発症するリスクが有意に高いことを発見しました。特に、COVID-19による入院歴がある患者は、入院歴がない患者よりも肺炎の再発エピソードが多く、さらに低社会経済的地位や満たされていない社会的ニーズを持つ患者は、より高いリスクにさらされていることが強調されています。これらの知見は、COVID-19の長期的な肺への影響が公衆衛生上の懸念であり、脆弱な個人に対する的を絞った予防戦略の重要性を示唆しています。