余命宣告を受け、「それなら自分はロボットになる」と高らかに宣言したロボット工学者。2年の月日をかけて身体を改造した彼が、電子空間にいる3Dアバターを通して伝える言葉とは……こんな映画の売り文句のような事態が、すでにこの世の中では起きています。他にも、手に埋め込んだチケット代わりのマイクロチップで電車に乗るといった実用的な例から、自宅で遺伝子情報を書き換えるというリスキーなケースまで。身体・認識機能の向上を目指して身体にメスを入れる「バイオハッキング」について、コーヒーカルチャー誌Standart Japanの行武温さんとお話しました。