第6章へようこそ。
今日のテーマはstructとenum、つまり構造体と列挙型、です。
ここまでの章で、i32やString、boolといった型を使ってきました。
これらはRustが最初から用意している型です。
しかし実際のプログラムでは、これだけでは足りない。
ユーザーの名前と年齢とメールアドレスを1つにまとめて扱いたい。
処理の結果が「成功」「タイムアウト」「認証失敗」のどれかであることを型で表したい。
structとenumは、プログラマが自分で型を定義するための仕組みです。
structは「これらのデータをすべて持つ」型を作る。
enumは「これらの可能性のうちどれか1つ」を表す型を作る。
この「すべて」と「どれか1つ」の区別が、今日の章の核心です。