第15章へようこそ。
今日のテーマは「ライフタイム省略と'static」です。
前の2章でライフタイム注釈の書き方を学びました。
しかし、実際のRustコードを見ると、ライフタイム注釈が書かれている関数は意外と少ない。
参照を受け取って参照を返す関数でも、注釈なしで書かれていることが多い。
これは、コンパイラが自動的に注釈を補っているからです。
この補完の仕組みをライフタイム省略規則と呼ぶ。
もう1つ、今日扱うのは'staticという特別なライフタイム。
プログラムの実行中、ずっと有効であり続ける参照のライフタイムです。
この2つを理解すれば、ライフタイム編の基礎が完成します。