第26章へようこそ。
今日のテーマはHashMapです。
前章で扱ったVecは、要素が連続して並んでいる構造でした。
0番、1番、2番というインデックスで要素を取り出す。
インデックスがあらかじめ整数として与えられているなら、即座に要素にアクセスできる。
しかし扱いたい関係が「整数で並べたもの」ではない場合があります。
ユーザー名と設定情報の対応、商品コードと在庫数の対応、英単語とその訳語の対応。
キーになる側が文字列や任意の型で、そのキーに対応する値を引きたい。
これを実現するのがHashMapです。
今日はHashMapの内部構造、ハッシュ関数の役割、衝突の扱い、キーに要求される性質、操作の動作、イテレーション順序が保証されない理由を扱います。