第117章へようこそ。
今日のテーマは「網羅性の強制」です。
英語ではexhaustiveness、イグゾースティブネスと呼びます。
match式で全パターンを書かないと、コンパイルが通らない。
この仕組みは、分岐の書き方として学びました。
今日はその仕組みが持つ、もっと根本的な意味を考えます。
網羅性の強制とは、「考えられるすべての状態を列挙しろ」というコンパイラからの要求です。
これは分岐構文の話ではない。
思考の抜けをコンパイル時に検出する装置です。