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『行政をハックしよう:ユーザー中心の行政デジタルサービスを目指して』



吉田泰己|ぎょうせい|2021年11月15日



朗読箇所:Chapter 2「なぜ行政のデジタル化が必要なのか」(P.34-47)





「日本社会のデジタル化の進展の足を引っ張っているもの。それが行政組織であることがコロナ禍で浮き彫りになった。

脱皮できない蛇は死ぬ。行政サービスは今こそ情報技術を取り入れる時であり、本書ではそのための思考方法やツールが豊富に紹介されている。行政が脱皮して初めて日本全体がデジタル強国に脱皮できるだろう」──宮坂学(東京都副知事)



事業者向け認証ID「GビズID」をはじめとした事業者向けデジタルプラットフォームで広く知られる経済産業省。いち早く行政のデジタル化の課題に着手し、その立案から構築・運用まで携わるにとどまらず、省内では、横ぐし組織をつくり、他の中央省庁に先駆けて民間IT人材を巻き込んだスタートアップさながらの行政組織を形成している。著者がリードする省内外のDXを初めて詳報。



◉ユーザーファーストのサービス構築のために知っておくべき思考法とサービス開発手法を行政官向けに平易に解説。これからデジタル化に取り組む担当者はもちろん、未来を拓くすべての行政官必読の書!



◉著者がリードしている経済産業省DX(デジタルトランスフォーメーション)を初めて詳報!

・事業者向け認証サービス「GビズID」をはじめとした事業者向けデジタルプラットフォーム

・民間IT人材採用ノウハウの構築とチームづくり





【目次】

はじめに



プロローグ デジタルテクノロジーで行政の「当たり前」を変えよう



Chapter 1 行政組織、行政官の置かれる環境と役割の変化

Chapter 2 なぜ行政のデジタル化を進める必要があるのか

Chapter 3 経済産業省DXの取り組みが目指してきたもの、達成できていないもの

Chapter 4 行政組織に欠けている2つの思考

Chapter 5 アーキテクチャ思考でビジネス・デジタルガバメントの事例を見る

Chapter 6 行政デジタルサービスを開発するための3つの手法

Chapter 7 IT企業のような行政組織を目指す

Chapter 8 新型コロナウイルス感染拡大で見えた行政サービスの課題

Chapter 9 目指すべきGovernment as a Serviceの方向性



エピローグ デジタルコンフィデンスを持って行政をハックするために



Column

- シンガポール政府の雇用・人事評価制度

- 経営学の視点から行政の課題を見直してみる

- 「飛行機に乗る」という体験におけるサービスデザイン

- 行政システムのオープンソース化とその先の未来

- ベンダーロックインとは何か?



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企画・朗読:若林恵

録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)

音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii

黒鳥福祉センターにて