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『いつもの言葉を哲学する』



古田徹也|朝日新書|2021年12月13日



朗読箇所:第3章 新しい言葉の奔流のなかで」より(P.160〜182)



ニュースや日常のなかで「言葉が雑に使われている」と感じたことはないだろうか?  かつて哲学者のウィトゲンシュタインは、「すべての哲学は「言語批判」である」と語った。本書で扱うのは、巷でよく見かける、現実をぼやかす言葉、責任を回避する言葉のほか、日常の中で文化の奥行きを反映する言葉などの「生きた言葉」たちだ。結局、言葉を大切にするとは何をすることなのか。サントリー学芸賞受賞の気鋭の哲学者が、自分自身の表現を選び取り、他者と対話を重ねていくことの実践法を説く。

【目次】

第1章|言葉とともにある生活

第2章|規格化とお約束に抗して

第3章|新しい言葉の奔流のなかで

第4章|変わる意味、崩れる言葉



https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=23305

企画・朗読:若林恵

録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)

音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii

黒鳥福祉センターにて収