#1268 6/4(水)[悩む]と[考える]のちがい、イシューからはじめよ
「悩む」とは
- 出口のない思考
- 「何を考えればよいかわからない」状態
- 問題の本質や論点(イシュー)が定まっていないまま、頭の中で堂々巡りをしている
- 例:「どうしよう…」「何が問題なんだろう…」とグルグル考えてしまう
「考える」とは
- 明確な問い(イシュー)に対して答えを出すための思考
- 何を考えるべきか(=イシュー)がはっきりしている
- 論点が定まっており、解決や意思決定に向かって思考が進んでいる
- 例:「この課題の解決策は何か?」「A案とB案、どちらが良いか?」
『イシューからはじめよ』での主張
- 「悩む」と「考える」は根本的に違う行為であり、
“悩む”のではなく、“考える”ためには、まずイシュー(本質的な問い)を明確にすることが重要
- イシューが明確でないままでは、どれだけ時間を使っても「悩む」だけで終わってしまう
- 逆に、イシューが定まれば、短時間でも「考える」ことができ、成果につながる
まとめ
- 悩む=イシューが不明確なまま堂々巡りすること
- 考える=イシューが明確で、答えを出すために思考すること
- 「悩み」から脱却し「考える」ためには、まず“イシューからはじめよ”というのが本書のメッセージです。