画家の奈良美智さんの創作の秘密に触れた気がして、衝撃を受けました
"たまたま、ちっちゃな女の子という形をとっていて、理由はやっぱりわかんないんですよ
やっぱなんか、自分の心に正直になっていると、自然とそういうものになっていくだけで"
ここから私は思いました
1、最初にパッションありき
2、自分の心に正直になる
3、結果・解釈は後付け
睨みつけてくる可愛らしい少女の絵で、世界を席巻してる奈良美智さんですが
なぜこの絵を描いたのかと言うことに、そもそもは理由はない、と言うところに衝撃を受けました
こう言う絵だと受けるのではないかとか、こう言うことを表現したかったとか、そういうことが最初にあるわけではなく
まずは自らのパッションに目を向けて、そしてそれに正直に描いてみる
そのうち自然となんらかの形が浮かび上がってくる
そして、それへの解釈や結果については、自分自身も含め、むしろ、他の人たちが後付けでつけてくる
奈良さんもその後のインタビューでこう言われています
"でやっぱ、ちっちゃなものとか、弱いもの、なかなか思ったこと言えない、ビビっちゃったり、言っていいのかなとか
その象徴であるのかなと、最近思い出して
それこそ、目力でにらんでみたり、そう言う力のないものが、力のあるものに向かって大きな声を出すみたいな"
まさにロック魂を感じました
そんな感じで、あの睨みつけてくる可愛らしい女の子が世界を席巻してきたのかと
なにをやったら良いんだろう、自分にはなにがあってるんだろう、なにが世の中の役に立つんだろう
そんなことを考える前に、まずは自分のパッションや心の中に目を向けて、それに正直にやってみる
「つべこべ言ってないで、やりゃあ良いんだよ」
吊り目の可愛らしい女の子が、不機嫌にそう言ってくれてる気がしました
そんな話をしています^ ^
参考: 新美の巨人たち 2024年1月6日(土)
奈良美智の少女がおとなになる×小雪 https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/smp/backnumber/
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