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堀紘一さんから頂いた、ホンダ(本田技研工業)で当時四輪の研究所の所長を務め、後の社長になった川本信彦さんからの言葉に考えさせられました

" 「俺は時間があれば販売店に行くんだ。なぜかわかるか? 自分の素性を隠して行くから、俺が研究所の所長だなんて思いもしない。だから販売店のオヤジは『こんな売れない車を作りやがって! ここがダメだから売れないんだ!』と俺に教えてくれる。現場に行けば本当のことがわかるんだ」 "

"川本さんは現場主義を貫いた人だった。その川本さんと一緒に仕事をしながら、私も薫陶を受けた。理屈や理論は大事だが、それを超えた「現実」がつねに現場にはある。それを肌で知るということが、コンサルティングにも大事なことなのだ。"

ここから私は思いました

1、現場100回

2、本音を聞き出す

3、真の課題を探る

本物のコンサルとは何か?ということを、たくさんの事例をもとに教えて頂いている本なのですが、その一つに、現場100回はやはりあるのだなと、改めて思いました

ホンダの川本社長が自ら現場に出向いて声を拾おうとしている、ということにも驚愕なのですが、全てはそこから始まるということを、わかられている方だったんだなと思います

しかも、ご自身の素性を隠していかれるという、水戸黄門のようなやり方も、本当にユニークだと思うのですが、その理由は、本音を聞き出すため、ということなんだろうなあと思います

本音を聞き出す方法は他にもいろいろあると思いますが、通り一遍のステレオタイプなヒアリングになってしまうことも多い中で、とにかく本年聞けるようになるためには、何が必要なんだろう?と考えることが大切なんだなと思いました

そして、そこで得られたお話は、実は表面的なもので、叩いても叩いてもモグラ叩きのように、キリがないこともたくさんあります

その場合には、その真の原因や課題が、本当は何なのかを突き止めにいく必要があると思いました。なぜなら、お客様は大抵、実は真の課題がわからなくなってることが多いので、それを鵜呑みにするのではなく、むしろ積極的に課題を拾いに行く、ということが大切だと思いました

コンサルもイノベーターも、人が気づかない課題を発見しそれを解決する策を考えるという意味では同じだなと、そして、そこに大切な要素として

コンサルもイノベーターも現場100回ノベーション

そんなことを思いました^ ^

参考:本: 本物のコンサルを選ぶ技術 令和6年9月1日 初版発行 著 者 堀紘一/津田久資 発行者 小早川幸一郎 発 行 株式会社クロスメディア・パブリッシング

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/cCVDup92D8w