日本の実業家で一代で浅野財閥を築いた通称セメント王の浅野総一郎さんの言葉に感動しました
曰く
"人の嫌がるものの中に福がある
わらしべ長者みたいなビジネスってあるんだよと
つまり自分は大したものを持っていないかもしれないけど、それを相手からすると今必要なものとして受け止めてくれる人が世の中にいるかもしれない"
ここから私は思いました
1、真の課題は人の嫌がるものの中にある
2、自らの価値よりも繋げることに価値が生まれる
3、バイアスを壊すパッションが必要
ものが満ち足りてきている時代には、課題自体を発見する必要がある、それが山口周さん言われるところのアジェンダシェイパーですが
それでも、人が嫌がることというのは、現時点においてもたくさん存在するのではないかと思いました
そういう意味で、イノベーターはまずは真の課題を特定することが大事との話では、人が嫌がることをまずは探してみるということが、その第一歩にもなりうるなと感じました
それを自分自身だけで解決するということができればいいですが、なかなか解決策を生み出すというのはけっこう大変な事といつも感じています
そこのヒントになるのが、自らが解決するということよりも、その嫌がるものを欲している人がいないか、その人を探してみるという観点があるなと思いました
もし見つかれば、その人と繋げる方法を考えることで、新たなソリューションが生まれてくる、これはある意味、王道のやり方なのかもしれないと思いました
でも、それを実行するのは、とてつもない苦労が存在し、それが出来ていれば苦労はないよと言われ、できるわけがないというバイアスを壊すマインドと
それを突き抜けるほどの諦めない実行力を持たないと、難しいものだということも、真実だと思います
そこには、何がなんでもやり遂げるのであるという、自らのパッションが必要になり
それが炸裂すれば、浅野さんに澁澤英一さんが支援をしてくれたように、きっと仲間が現れてくれる
そんなことを信じさせてくれるお話しでした
人の嫌がるもノベーション
これも一つのイノベーターのあり方なのかもしれないなと
そんなことを思いました^ ^
参考:NHKEテレ東京 先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) 「浅野総一郎 眠っている価値を見つけ出せ」
初回放送日: 2023年8月8日
Wikipedia :浅野総一郎 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/浅野総一郎
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