奇跡の2時間半だったQUEEN +ADAM LAMBERTライブは、何か昔を懐かしむ往年のバンドのライブではなく、今現在、生き生きと脈打つ新たなクリエイティブに驚嘆させて頂いたライブでした
その秘密を私なりに思いました
1、ビジョン、コンテンツが生きてる
→フレディが生きてる
2、ビジョンが"仲間"を連れてくる
→ADAMとの奇跡の出会いと組み合わせ
3、変わり続けるから変わらない
→"Farewell tourだって?"とBrian。
''まだ始まったばかりだよ。"
中学生の頃に初めてお小遣いで買ったLPレコードが、クイーンの華麗なるレースとオペラ座の夜だった私にとっては、あの時の衝撃がいまだに忘れられない体験ですが
その音楽的な革新性が今でも生きている、と言うのは本当に奇跡の音楽なんだなと実感します
当時多重録音の難しい時代に、テープが擦り切れるほど何度も重ねて、まだガリレオを入れたがっていたというフレディのパッションが、いまだに生きている証なのかと
その証拠に、きていた観客の皆様は、杖をついて歩くことさえ大変そうなお年寄りから、めちゃくちゃ若い青年や女性など、こんなに幅広い層は見たことがないほどでした
それは、フレディがいなくなっても、クイーンとしてのパッションとビジョンが今もなお、生き生きと息づいてるからなんだろうなと、つくづく思いました
もうクイーンはやらない、と一時期は言っていたメンバーの皆さんが、ここまで生き生きとクリエイティブな活動を再開できたのは
アメリカンアイドルで一躍有名になったADAMとの、ミュージシャン仲間を通しての出会いがあったこそなのだなと
これだけ表現力が豊かで演技力があって色気があって凄まじいボーカル力がある人は、世界中探しても本当に見つかるものじゃないと
だこらこそ、クイーンとの掛け算で、ものすごい化学反応を生み出して、さらにイノベーティブなサウンドに昇華して行ったのかと
それはまるで、進化論的思考における、適応から進化の方向へさらなるアップデートをして、別物に変わりながらも、これまでのパッションとビジョンを承継している
変わり続けるからこそ、変わらずにいられるのであるということを、ブライアンメイ、ロジャーテイラーの、熱きスピリッツが、改めて教えてくれた気がしました
クイーンはこれからも進化し続けるんだと
今後何が起こっても、それを止めることはできないのだと
進化し続けることこそがクイーンたるものなんだと
変わり続けるから変わらないノベーション
私の神から、そんなメッセージをしかといただいた、そんなことを感じさせて頂いた
そんな話をしています^ ^
参考: QUEEN +ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOUR JAPAN 2024https://www.creativeman.co.jp/artist/2024/02queen/