評論家で編集者の宇野常寛さんの言葉に感動しました
曰く
"それでも僕が他人の物語を好きなのは、見ず知らずの他の誰かの考えたことが自分の中に侵入してきて、否応なく自分が変わってしまう、世界の見え方が変わってしまうような体験が、1番面白いと感じるからだ。これは共感とは全く違うことだ"
"そしてそんな素敵な体験をプレゼントしてくれる、他の誰かの書いたものや話したものには、特徴がある。それは、自分のために書かれていることだ"
ここから私は思いました
1、否応なく自分が変わる喜び
2、自分のために発信する喜び
3、1人1人が価値を作り合う世界
僕がこのYoutube、podcastをやっている理由を見事に表現頂いて、びっくりしました
ああ、自分がこの活動が好きな理由がここに合ったのかと、目から鱗が落ちる思いでした
日々の中で、人の話を聞いたり、人の物語を聴くと、自分の中にこれまでない思いが浮かび上がってくる
それは自分にとっては未知なるものの発見なので、直前の自分とは確実に違う自分になってることであり、自分が変わってるという喜びなんだなあと
そして、それを咀嚼して自分なりに整理して自分の身体ににより馴染ませていきたいがために、お話をしたくなる
でもそれは、実は聞いてくれる人が1人もいなくてもいいくらい、自分にとっての喜びとなっている
まさに、自分の喜びのために、変わった自分自身を確かめたいためにやっているんだなあと、つくづく思いました
そして驚くべきことに、そういう発信が、実は誰かを変えてる力を持っているということ
その連鎖が繋がれば、きっとみんな自分が日々気づいたことや、何かを聞いてグッときたことを、発信し合えた連鎖が繋がれば
1人1人が自分にとって大切な価値を発信したり提供したりすることができるのかもしれないなと
それは、僕が思う、誰もが自分の価値を世の中に提供できる世界、ひいては全世界全世帯一法人化みたいなことへつながることになるんじゃないかなと
そんなことを思いました
自分のために発信するノベーション
そしてそれが知らずに
誰かの人生を変えるノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考:書籍: 14歳の世渡り術 1人遊びの教科書著者 宇野恒弘 2023年4月30日初版発行 発行所 株式会社河出書房新社
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