「アジア太平洋急成長企業ランキング2022」 で149位に入選したピンチヒッタージャパン吉岡拓哉社長の事業買取モデルに、イノベーションの極意を感じました
3つのイノベーティブポイントを私なりに考えてみました
1、現場の真の課題に寄り添う
町のスポーツ店からのグラブ在庫買取ビジネス
2、強みの抽象化(大義化)
"もったいないを笑顔に変える、価値に変える"
3、異業種への横展開
在庫買取モデルから事業承継問題ソリューションへ
本ビジネスのきっかけは、町のスポーツ店で半額で売られていた野球のグラブの山を見た時に、これを買い取ってネットで売ればみんな喜ぶというところからとのこと
これは、現場の人々が本当に困っていること、真の課題をなんとかしたい、というところから始まってるなあと思いました
スポーツ用品から、次はアパレルへ展開して、更なる拡大をしていく中で、ビジネスの向かう大きな方向性を、買取ビジネスというモデルからさらに抽象化して
"もったいないを笑顔に変える、価値に変える"
という大義にすることによって、モノだけではなく、もったいないコトも、全てひっくるめた大きなビジネス展開を目指す方向性になった気がしました
そこから、ご自身のスポーツ店事業売却の課題感を持って、事業買取りというビジネスへの進出を果たしたというのは
これまでの強みとノウハウを活かした、異業種展開を成功させたということになるのではないかと思いました
そしてそれが、日本の社会課題としてなかなかうまくいかない事業承継問題への、全く別次元からの解決アプローチになってるかもしれない
これこそ、まさに、イノベーションは辺境から生まれる、じゃないですが、全くの異業種参入によるイノベーションと言っていいのでは、と思いました
停滞した社会課題解決に、異業種参入によるイノベーションを起こす、素晴らしいソリューションだと思いました
そのためには、自らのビジネスの強みを抽象化(大義化)して、更なる異業種進出を目指す、そんなアクティビティが盛んになれば、良いなあと思いました
強みを大義化するノベーション
で社会課題の新たな突破口が開くのでは
そんなことを思いました
参考:テレビ東京 週刊ビジネス新書 2024年3月23日 明日からあなたも経営者?!新型の事業承継 https://www.tv-tokyo.co.jp/business_newbook/backnumber/index.html?trgt=20240323
参考:ピンチヒッタージャパンホームページhttps://www.pinchhitterjapan.com
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