2001年に42歳の若さで象印の社長になった市川社長は、立て直しのために1週間考えたそうです。
曰く
"いろいろ考えたんですけれども、うちは電気メーカーじゃないんだよね、家庭用品メーカーだよね、そこに戻らないと、行き間違っちゃうよねっていうことに気づいて"
ここから私は思いました
1、独自の大義の再設定
2、トップのパッションと遺伝子
3、大義は仲間を自律的に甦られせる
昨日は、パリ市の大義の話をさせて頂きましたが、企業においても、大義ということが、本当に大切なんだと実感させて頂きました
企業では、ミッション、ビジョン、バリュー、などを作るべし、とか、新たにそれを設定しましたなどのお話を聞きますが、外向けのお題目ではないということがとても大事なのだなあと
そのためには、企業を率いるトップの思いというか哲学が、本当に大切になってくるのだと、思いました。
そして、そのトップの哲学には、その会社の先人たちの思いや、言ってみれば遺伝子を考えるということが、本当に必要なのだなと
それは、表現としては、時代の流れに沿って変わってくるもので構わないけれども、そこに世の中にどんな価値を提供するのか
というその会社独自の大義、その会社でなければいけない大義、その会社だからこその大義を、打ち出す、ということが、その会社の経営の雌雄をを決するほど大切だと思いました
その暁には、きっと、社員などの仲間たちが、その大義をもとに、自律的に蘇っていくことにつながるのではないか
そんなことを思いました
ピンチになった時にこそ、短期的な売り上げを追うのではなく、我々が提供すべき真の価値はなんなのだろう?との問いをもとに
トップ自らのパッションと遺伝子により、新たな大義を設定する、そしてそれによって、仲間が自律的に甦る、そして中長期的には大義の価値を提供できる会社になっていく
そんな素敵な事例だなあと、勝手に感動してしまいました
大義で仲間が自律的に蘇るノベーション
そんなことをお話ししてます^ ^
参考: テレ東ビズ カンブリア宮殿【多機能よりも“本質”に特化!象印流ものづくりに迫る!】 字
9月14日(木) 夜11:06~11:55 https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/backnumber/2023/0914/
動画で見たい方はこちら