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光る泥団子をつくる、京都教育大学幼児教育科教授の加用文夫先生に究極の子育て論を教えて頂きました

曰く

"だから、その経験がね、なんかあとあとにね、何をもたらすかということそのものよりもね

だから、記憶になって残ってるっていうことは、その時期がそれで充実してたってことでしょ

だから、そういうふうに受け取った方がいいような気がするわけ

だから、それをやったおかげで後々あれができるようになったとかね、こんな人間になったとかね、そういうふうに考えるよりは、

あの、その時がその時として、なんていうか、詰まってた、というか、毎日がね、そういうふうに受け取った方がいんじゃないかって、僕は思うんだけど"

ここから私は思いました

1、フロー経験

2、パッションの源の発現

3、今を生きる

加用先生が光る団子の作り方を、徹底的に研究して、そして、それを子育てにめちゃくちゃ楽しく活かしていく姿が、本当に素敵でした

そして、この加用先生の言葉は、子育てに限らず、大人のわれわれにも、めちゃくちゃ刺さる言葉と思いました

子供達には、まずは、フロー体験をさせるのだ、と言うメッセージに、私には聞こえました。つまり、泥団子を作るなんてことは、直接的には、将来に生きるわけではないけれど

とにかく何かに熱中して朝から晩までやり切った、と言う体験をさせてあげることが大事なのかもしれないなあと思いました

チクセントミハイさんの言われたフロー体験は、挑戦軸とスキル軸があって、どちらからでも高めていくことで両者の交わりで、突然フロー体験、すなわち熱中状態になるとのことでしたが

泥団子でも、丸く固くそして光るところまで持っていくのは、スキルと挑戦が必要になるなあと、そしてその熱中体験があるからこそ、他のことをやる場合にも、熱中への行き方が染み付くのではないかと思いました

それがそのうち、音楽になり美術になり野球になりなどなどいろんなものに触れた時に、自分が熱中したもの、それが人生最初に生まれる情熱の源なのかなと、そんなことを思いました

そしてその熱中状態が、実は大人になった自分たちに逆に問いかけてきてるなあとも思いました。子供の頃に思ってた、今しかない、今を生きる、そんな時間が、大人の自分には、どれくらいあるだろう

それを改めてリバースメンタリングとして、思い出さなきゃなと、思わせて頂きました

子供の熱中は人生初の情熱の源ノベーション

子育てにも、大人の自分にも、とても刺さる内容でした!

参考:NHK 時をかけるテレビ~今こそ見たい!この1本~膨大なアーカイブから未来へのメッセージ  光れ!泥だんご 初回放送日:2024年8月30日 https://www.nhk.jp/p/tokikaketv/ts/WQGK99QWJZ/episode/te/377YY59WMQ/