Listen

Description

脳科学者の茂木健一郎さんのお話に感動しました!

曰く

"脳の中に利他的なことをすると作られるブレインコインという回路がある

このブレインコイン回路は、その脳の持ち主が、他人のためやコミュニティのために、利他的行動をすると、その回路の活動が活発になることがわかった"

"この研究で画期的だったのは、他人のために頑張っているということが、自分の脳だけでなく、周囲の人の脳にも記憶されること

つまり利他的行動の分散台帳ができるわけだ"

"利他的行動をとっている相手を見て、あいつ頑張っている、あの子他人のために力を尽くしている、という貢献性が、周りの人の脳のネットワークに、分散台帳として記録される

その結果、利他行動をとった人が困ったときに、助けてもらえることがあるかもしれない"

ここから私は思いました

1、利他パッションは他人に記憶される

2、人の記憶の分散台帳

3、利他的行動分散台帳

テクノロジーの世界では、ブロックチェーンで分散台帳というのがかなり一般化してきましたが、リアルの対人関係の中でも、脳の機能として分散台帳があるというのはとても新鮮な驚きでした

その大元になっているのが、利他行動をすると作られるブレインコインという回路とのことですが、これはいつもわたしがお話ししている情熱のポートフォリオからすると

大好き、利他、個性、成長の中の、まさに利他パッションが炸裂している状態から始まるのだということを思いました

そしてそれが、他人の脳に記憶されるということが、とても面白く思いました。その他の大好き、個性、成長については、自分の脳の中に記憶されることがほとんどのような気がしますが、利他パッションは仲間との関係性の中に生まれるので、他人の脳にも記憶されると

そしてそれは、ブロックチェーンのように沼繋がってはいないんだけれども、確実に他人の脳の中に、分散台帳的に記憶されていて、何かをきっかけに、お前あのときあんなことやってくれたよね的に、覚えてくれる人がいるというのは

ある意味、内村鑑三さんの、後世への最大遺物のように、自分自身がいなくなったとしても、みんなの心に生き続けてくれる、永遠の命になるのかもしれないなと思いました

思想、お金、事業、そして生き様という最大遺物の中でも、特に生き様の中に、利他パッションが溢れていた人は、きっと永遠の命を得ることができるのかもしれない

それは、ブロックチェーンのように実際には繋がっていなくても、人の心の中に受け継がれていくものとして、遺っていくのかもしれないなあと思いました

人の心にある

利他的行動分散台帳

利他的行動分散台帳ノベーション

素敵な考え方だなと思いました

そんな話をしています^ ^

参考:本:オーディオブック 意思取扱説明書 著者:茂木健一郎 2024/9/27   ナレーター 柴野崇大 制作 audible originals

動画で観たい方はこちら

https://youtu.be/9CLA5kxbKHU