JAXAロケットエンジニアの岡田匡史まさしさんが、「ロケットエンジニアの心得」という冊子の中で、1番好きな言葉に考えさせられました
曰く
"忙しさの傍でも、ロケットの未来を考えよ"
"開発で忙しい時、目先の仕事をこなすだけでは、未来に何も残らない
どんなに忙しくても未来を見て仕事すれば、この先につながる
ロケットは未来を作るもの。次を考えることが、大切だというふうに思ってます"
ここから私は思いました
1、常に「大義」を意識すること
2、「パッション」として長期的に実現したいこと
3、自分は「仲間」に何を遺していくのか
初の純国産新型H3ロケットの打ち上げに成功された岡田匡史さんは、何度も失敗の末に今回の偉業を成し遂げられたとのことですが、どんな心持ちでお仕事に取り組まれているのか?を知ることができて感動でした
その中でも、"忙しさの傍でも、ロケットの未来を考えよ"という言葉が好きとのお話にとても感銘を受けました。
特に大きなシステムをたくさんの人たちで創る巨大プロジェクトでは、めちゃくちゃ忙しいけど、これって一体何の役に立っているのか、自分が1人くらいいなくてもいいんじゃないくらい、わからなくなってくることがよくありました
そんな時に、自分の役割は小さくとも、その先にはとても大きな大義があって、それができたらきっとたくさんの人たちが喜んでもらえる、という気持ちを持てるかどうかで、随分心持ちが変わってくるのかもしれないと思いました
また、自分のパッションとして、長期的に実現したいことを、描くということも大切なのかと思いました。今まで人類が成し遂げられなかったことに、自らが成し遂げて見せる!と思うか思わないかで、きっと見えてくる道はきっと違うのだろうなあと思いました
イーロンマスクさんだからできたんだよ、ということは、そのやり方ではあるのかもしれませんが、自分のやり方で、自分なりのやり方で目指せばいいんだと思いました
そして、特に大きなプロジェクトになればなるほど、自分1人だけでは成し遂げられないので、自分が働けている間に、何を「仲間」に遺していけるのか?ということも大切な気がしました
内村鑑三さんの、後世に遺す最大の遺物は、何も個人としては遺す必要はなくて、何かのプロジェクトのほんの少しの部分だけど、確実にこれがあったら未来につながる、そんな思いで仕事ができたら素敵だなあと思いました
忙しい中でも常に自分の関わる「大義」を意識して、自分が実現したいパッションの「未来」を見据えて、そしてそのために「仲間」に何を遺していけるのか、
そんなことを考えながら仕事をする、それはとても素敵なことだなあと思いました
忙しい中でも未来を見据えるノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:NHKアカデミア 岡田匡史(後編)失敗で人は強くなれる 初回放送日:2024年10月16日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/169NQ14XZ5/