劇団スーパー・エキセントリック・シアタ-の座長の三宅裕司さんの言葉にイノベーターを感じました
曰く
"今は、お茶の間にテレビ1台の時代ではなくなって、みんながそれぞれに自分の好きな笑いを観ているので、笑いも多様化していますから。
その中で僕たちは、おじいちゃんおばあちゃんから幼稚園児まで一緒に笑える大衆的な笑いを作っている感覚でいるんです。
誰が観ても必ず面白いものを作りますよと。"
ここから私は思いました
1、多様な価値観全てがターゲット
2、多様な価値観の各々が主役
3、多様な価値観みんなが楽しめるエンタメ
何と45周年を迎える劇団スーパーエキセントリックシアター(SET)ですが、座長の三宅裕司さんが73歳というのもあまりにもエネルギッシュで信じられないですが、その大義にもとても感動しました
おっしゃられているように、テレビをみんなで見る時代から、個々に好きなSNSを見る時代になって、私もバズってるYoutubeの良さがわからない、そんなことをたまに感じたりもしてます。
そんな中で、SETの大義は、あえてその逆をいく、多様な価値観全ての人をターゲットにする、いうところに、イノベータースピリッツを感じました。
これは口で言うのは容易いですが、実際にやるのは相当に大変なことかと思います。今回の舞台を観て感じたのは、自らに多様な価値観を取り込んで、創り上げていくことを大切にされてるのかなと感じました
三宅さんや小倉さんと言うまさにベテランの鉄板のお笑いや、それに続く中堅の皆様の熟練の歌と踊りとコメディ、そして、若手のキレッキレのアクションとミュージカル、多様な価値観、年代の仲間が集まるからこそ、三宅さんの大義が実現できるのかと思いました
さらに素晴らしいのは、その多様な価値観の皆さんが、若手と熟練の間のコミュケーションを頻繁に行うことで、そこにあるギャップや共通的な価値観などがあぶりでるようになっているところが、めちゃくちゃ笑えて共感しました
そして、以前、間寛平さんの奥様が言われていた"心の優しい人の笑いは、だれも傷つかへん"と言う言葉が、三宅さんと小倉さんにもピッタリだな思いました
多様な価値観ののみんなが楽しめるエンタメにしたいという、強いパッションが、全体に流れているからこそ、ミュージカル・アクション・コメディ全てにおいて、優しくて誰もが楽しめる、そんなふうに思いました
SNS時代にあえて挑む
多様な価値観全ての人をターゲットにするノベーション
痺れました
そんな話をしています^ ^
参考: 劇団スーパー・エキセントリック・シアタ- 創立45周年記念・ 第62回本公演 ニッポン狂騒時代
令和・JAPANはビックリギョーテン有頂天 https://www.set1979.com/stage/2024/