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リアルに人と会う力ノベーション(1185回)

日本のイノベーターを支えてこられた伝説のバンカー大櫃直人さんの、言葉にめちゃくちゃ感動しました

曰く

"最後融資をやるかやらないかの判断をどうするかってときに、この社長だったらこの難局を乗り切ってくれるよな、というふうに思える人に、ご一緒するとか、という判断をするので

最終的には、やっぱり最後、社長さんの思いとか信念とか、やり切る力とかいうことがが最後大事なんだと思いますけどね"

"答えって、現場でしかないと思ってて、だからひたすら会うことにこだわる。30分でいいから話すことにこだわる"

ここから私は思いました

1、リアルに人と会うこと

2、思い、信念、やり切る力

3、現場100回、セレンディピティ

今や日本の成長を支えている様々なベンチャー企業のご支援を、早期から実施されていた伝説のバンカー大櫃直人さんの言葉には、現場で実施されてきたからこその説得力に満ち溢れていました

そこから感じたのは、一つは、リアルに人と会うことの大切さです。通常、経営としては効率化を求められるので、昨今では特にオンラインや絞り込みなど、求められるかと思うのですが

リアルに人とお会いすることにおける価値ということが、どれほど大切なことなのか、教えて頂きました。

以前、シリコンバレーの投資家の方に、投資の決め手を聞いた際に、ビジネスモデルはどんどんピボットするから、結局、その人となりを判断の基準にする、と言ってたことを思い出しました

リアルに人に会うからこそ、その人から溢れ出るパッションや思いが、どれほどのものなのかが、伝わってくると思いました

特に、その人の、思い、信念、やり切る力、を見られているということですが、これは、私がいつもお話ししている、イノベーター3つのフレームにおける、パッション、仲間、大義にも通じることで

その起業家のうちから溢れ出てくるパッションと、人々にどんな価値を提供しようとしているのか?という大義、さらにいうなら、そこにどんな仲間がいるのか?それらをリアルに会うことで感じ取ることが最後は大切になるということかなと思いました

そしてさらには、ベンチャー起業家の成功した方に聞くと必ず言われる、諦めなかったから、ということがありますが、これがやり切る力なのかなと、そういうところが最終的には、たいせにされているんだなと勉強になりました

これらは、私がいつも言っている、ベテラン刑事のセリフじゃないですか、現場100回、効率化よりも、実際に人にお会いして話をする、現場におもねいてそれらをリアルに把握される、まさにイノベーターの行動そのものとも思いました

それだけ現場にいくからこそ、セレンディピティとして、幸運を掴む数が増えるし、オープンイノベーションとしてのマッチングも沢山支援できるのだなあと、とても勉強になりました

幸運に出会う確率は皆同じでも、その絶対数を高めれば、幸運に出会う数が大きくなりますので、ここも効率化とは真逆の動きが大切になるなと思いました

ということで、一言で言うと

リアルに人と会う力ノベーション

これがいかに大切か、それを教えて頂きました

そんな話をしています^ ^

参考:NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 バンカーの正義 〜銀行員 大櫃直人〜 初回放送日:2024年10月18日 https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/episode/te/JM5M5MQ41Q/

動画で観たい方はこちら

https://youtu.be/rQh6zTR-VJ4