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欲求の法則から自由になるノベーション(1186回)

世界一貧しい大統領として、ウルグアイの民主化を牽引し、現在、癌との闘病生活を送っている、ホセ・ムヒカさんの人生哲学に震えました

曰く

"欲求の法則から逃れられたとき、人生の時間を自分が望むことのために使うとき、人は自由になれます。欲しいものが増えれば増えるほど、それを手に入れるために人生を費やすことになります"

"けれどもいま、その人生を失いつつあります。この世を去るときが近づいているからです。私たちは、人生にどんな意味を与えられるでしょう。他の動物と違って、人は自らの人生に目的を見出すことができます"

"でも見出すことができれば、生きる糧を得ることができます。何かを研究する人、音楽が好きな人、スポーツが好きな人もいます。何でもいいのです。何か、人生を満たしてくれるものがあればいいのです"

ここから私は思いました

1、欲求の法則は他人軸

2、人生の目的が生きる糧になる

3、自分軸のパッションの源に生きる

めちゃくちゃ感動的なインタビューなので、是非とも皆様にも読んで頂けたらと思うのですが、特に私が思ったのは、欲求の法則っていうのは、他人軸なんだなということです

欲求というと、自分の中から出てくる気持ちと思いますが、実はそれは、様々な心理学や行動経済学などに基づいた、欲求の法則から、例えばレコメンドやコマーシャルという他人軸の影響を多大に受けて、自分の欲求と思わされている

そんなことがあるという一つの警鐘なのかと感じました。そして、その欲求の法則が、実は自分の真の欲求ではないかもしれないとわかってきた時に、自分の本当の欲求を見つめ直してみるということができる、自由を手に入れることができるということを学ばせて頂きました

それでも、日々あまりにも忙しすぎて、自分の生きる意味がなんだったのか、どんな目的に向かって走ってるのかさえもわからなくなる時が、沢山ある気がします

欲求の法則から自由になったら、今度は改めて自分の人生の目的がなんなのかを自らに問うてみるということが大事で

夜と霧のヴィクトールフランクルさんのように、なぜ生きるのかを問うことよりも、今の人生の意味を、目的を考えるのだ、というお話にもとても繋がるなとも思いました

そのためには、改めて、自らの情熱のポートフォリオ(大好き、利他、個性、成長)の各々に自分自身の思いの何があるかを問い直してみて、そして、それが欲求の法則から自由になれてるのか?も問い直しながら

自らの人生の目的を考えてみるということが、とても大切なことなんだなあと、深く勉強させて頂いた気がしました

一言で言えば

欲求の法則から自由になるノベーション

そこから新たに、自らの人生の目的を考えてみる

そんなことを思いました^ ^

参考:クーリエジャポン 7min2024.10.18

「欲求の法則から逃れられたとき、人は自由になれる」 元「世界一貧しい大統領」ムヒカの哲学「人はもっと穏やかに暮らせるはず」https://courrier.jp/news/archives/379405/