"私たちは、そろそろ「半身」の働き方を当然とすべきではないか。
いや、働き方だけではない。さまざまな分野において、「半身」を取り入れるべきだ。「全身」に傾くのは容易だ。しかし「全身」に傾いている人は、他者にもどこかで「全身」を求めたくなってしまう。
「全身」社会に戻るのは楽かもしれない。しかし持続可能ではない。そこに待ち受けるのは、社会の複雑さに耐えられない疲労した身体である。
「半身」とは、さまざまな文脈に身をゆだねることである。読書が他者の文脈を取り入れることだとすれば、「半身」は読書を続けるコツそのものである"
ここから私は思いました
1、パッションの多様性に目を向ける
2、「何もしない」パッションを意識する
3、「何もしない」パッションがイノベーションを連れてくる
起業家は諦めないことが大事とか、現場100回とか、Fast Failだとかいって、どんどん追い詰められていっちゃうこともあるようなあと、改めて思いました
特にパッションの強い起業家は、一つの思いを貫いていくからこそ、栄光がある的な面も言われそうな気もしますが、でもパッションのポートフォリオに目を向ければ
それだけがパッションの中全てを表しているわけではないと思いました。だから、他のパッションにも目を向けれれば、そしていろんなパッションを取っ替え引っ換えやることも、サスティナブルにやる上では大事だよなあと思いました
でも、好奇心が強かったり新し物好きだったりする私みたいな人は、多様なパッションで埋め尽くしちゃってパンパンになってることもありがちな気もします
そういう意味では、意識して「何もしない」パッションを大好きパッションに置いておくというのは、とても良いことに繋がる気がしました
パッションの多様性を意識しつつ、「何もしない」パッションを必ず入れるようにしておく、それだけで忘れずにその時間を確保しようとするかもしれないなと思いました
そしてその「何もしない」パッションは、実は、苧坂直之先生のデフォルトモードネットワークにも繋がり
かつ様々な文脈に身を委ねることにもなるので、実はとてもイノベーティブな発想や気づき、すなわち新たなパッションの源創発ににつながるのかもしれないと考えると
イノベーターにはめちゃくちゃ大事な要素かもしれないなと
そんなことを思いました
参考:本: なぜ働いていると本が読めなくなるのか 著者 三宅香帆 二〇二四年四月三〇日発行 発行所 株式会社 集英社
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