ニューヨークで次々と飲食店を成功させている笠木恵介さんの言葉に、イノベーション的思考を考えさせられました
曰く
"チップは、全て従業員の手に渡ります。経営者には全く入りません。
ニューヨーカーにとっては、若者を支援する“投資”という意味があると思います。
夢を持っている若者たちを自分たちが支えるんだという思いがあるからこそ、具体的な数字が見えるチップという形の方が好ましいのです"
ここから私はイノベーションへ至るステップを思いました
1、人本旅からの新たな出会い
チップ文化
2、違和感から真の課題の発見
若者の応援
3、真の価値からイノベーション
アハ体験
チップ文化のように、こういう異国ならではの風習があるということに、実体験することこそが、新たな出会いをたくさん産むということなんだなあと改めて思いました
それはイノベーションにおけるセレンディピティにたくさん出会う手段としての、出口さんがよく言われている、人本旅なんだろうなあと
そして、チップ文化については、海外に行く時に、ここの国どうだっけ〜?みたいな感じでググって、やっぱやんなきゃダメ?みたいな感じでしか思ってなかった私ですが
実は真の課題を掘り下げていくと、挑戦したい若者たちが困っている、という課題感にぶち当たるのかということが、今回のお話で初めて気づかせて頂きました
こういう気づきを現場100回から3シンキングを使って気づ気を得るということが、最も大切なことなんだろうなと
その真の課題に対して、ニューヨーカーの方々は、チップ文化という形で、応援や投資の感覚でチップを払っているということに、まさに目から鱗が落ちるアハ体験な思いでした
だとすると、その真の価値たる、若者を応援する、ということを、別の業界や別の国などで、さまざまな手段ややり方をシフトして実現できるかも、と考えることで、また新たなイノベーションが生まれるということにつながるなと思いました
例えば、ジャストアイディアとして、応援カフェ、みたいのを作って、挑戦したい若者が店員さんで、その挑戦談を聞いて最終的に応援金額をお渡しできるような仕掛けづくりを日本で作るなど
そんなことができたら、同じような価値を日本の風土に合わせて展開できるかもなとか
違和感から得た真の価値をシフトすることでイノベーションは生まれてくる
違和感から得た真の価値をシフトするノベーション
そんなことを思いました
参考:Wedge 8月号 ニューヨークで知ったチャレンジ精神とチップ文化の意義 ニューヨークで次々と飲食店を成功させている日本人青年がいる。現地にいるからこそ分かる飲食店の事業環境、文化について聞いた。聞き手 水島優 構成*編集部(友森敏雄)