国連事務次長の中満泉さんからの、小学生からの世界の社会問題に自分は何ができるか?との回答にとても共感しました
"戦争、格差、貧困で、苦しんでる人達が実は世界中には沢山いて、本当にそれを考えると心苦しく思うんですね
実は、もちろん日本は平和で戦争ではないですけれども、日本の国内でもいろいろな意味でね、困窮してる人が沢山いる状況はあるわけですね
そういった身の回りの様々な不公正だったり差別の問題だったり、そういったことに気づくように、目を向けて、そして心を寄せる
そしてそれを解決していくためには何が必要なのかということを、身の回りで、学校だったりクラブだったり家庭であったり、そういったところでぜひお話ししてください
どのような形でお互いに助け合うことができるのかということを、ぜひ考えてみんなで話してくださればなと思います"
ここから私は思いました
1、身の回りの違和感に心を寄せる
2、仲間と共に何ができるかお話しする
3、そこから生まれるパッションと大義を思う
社会問題への取り組みなど言われると、自分とは遠いお話しだと思ってしがちな気がして、関係ないと思ってしまいますが、まずは、身近なところに注目してみようというのは、とても素敵なアドバイスですし、イノベーション創発のやり方ととても似ているなあとも思いました。
世界のイノベーションみたいなことだと、とても自分には手の届かないことが思い浮かびますが、全ては小さい身の周りの違和感から始まってると思います
それを普通は、まいっかで終わっちゃうところを、いかに拾って蓄積して熟成させていくかというところが、大切な気がしました
それから、自分だけでは自己満足になっちゃうので、仲間とその違和感を話してみる、というところができると、自己満足じゃなく、みんなもやっぱり違和感なんだ、とか、違う捉え方もあるんだな、とか、少しずつ違和感の正体が見えてくるのかもしれないなと思いました
そこから、みんなが思ってるなら、自分がその違和感をなんとかしたいなぁとか(利他パッション)、みんなが思うこととは違うことが面白い(個性パッション)、など、まさに情熱のポートフォリオのどこかに火が付いたら、それがパッションの原動力となって、自己満足じゃない大義も生まれて、イノベーションが始まることになるなと思いました
これがイノベーション3つのフレームである、パッション、仲間、大義が生まれてくる一つの構造だと思うのですが、これによって、社会課題解決をする人になることへの道として二つのことがあるなと思いました
1、課題解決ノウハウ
一つは、課題を解決するスキルとノウハウがつくことかなと思います。それは、身近な課題解決だけど、そのやり方をプラクティスしておくことで、それは大きな課題でも基本は同じだと思います。
そしてそれが、世界中の人ができるようになったら、そのノウハウが伝播することでも、世界が変わる可能性があるなと思いました
2、バタフライエフェクト
6時の隔たりみたいに、実は、人やメディアによる拡散や効果は俄然高まっているような気がします。それは、どこかでゼロがイチになることで、実はさざなみが知らないところで大波になってるかもしれないし、または自分がいなくなった未来において、実は役になってたり
自分の身の回りの小さな違和感への取り組みが、実は社会課題を変えることにつながることも、本当にあると思いました
あえてまとめると
身の回りの違和感が世界を救うノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考:NHKアカデミア 中満泉(前編)瀬戸際に立つ世界 初回放送日:2024年9月25日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/5G6JK2G51V/