谷川俊太郎さんが、いのち、ってどう考えてるのか?と聞かれた際の、答えに感動しました
曰く
"僕は今んとこ、波動っていうふうに言いたいんですよね。つまり形あるものであるわけだけど、その元にある、なんか波動的なもの
人を好きになった時に、人を好きになった気持ちってのは全然目に見えないんだけど、ちゃんとどこかにある、心と体の中にある、そういう波動的なものが、いのち、なんじゃないかな、って思ってます
そうだとすると、波動的なものが直物になったり、動物になったり、人間になったりしてるっていうふうに考えるとね、いのち、というのがすごく広く考えられるんじゃないかなと思うんですけども"
ここから私は思いました
1、八百万の波動
2、一つ一つの感情・行動・現象に波動
3、音声、言葉、音楽
谷川俊太郎さんのインサイトに、度肝を抜かれるくらいの衝撃を頂きました。いのちは、波動である、とのこと。
日本古来の考え方として、八百万の神というものがありますが、まさに、生きてしいけるもの、さらには物体として存在するもの全てに、固有の波動があり、各々にいのちが宿っているのだ。そんな素敵な考えなのかもしれないなと思いました
そして、実は、物体だけではなく、そこから生じた何らかの働きかけ、例えば、愛する気持ちなど、その気持ち一つ一つにも、実は、波動、つまり、いのちが、宿るのである。という考えにも、とても感動しました。
そうすると、この世は、いたるところ、いのちだらけ、ということになっちゃうなあと、でもそれは、めちゃくちゃ素敵なことだなあと思いました。
そのいのちの波動に近いものとして、音声、言葉、音楽というものがあるのかもしれないなとも思いました。つまり、波動をなすものは、直接的に、いのちに触れることが出来るからこそ
音楽に泣いたり、言葉に感動したり、声に心地よさを感じたりするのかもしれないなと、思いました
アカペラを歌っていた時に、ごくたまぁ〜に、ああ、なんかみんなと繋がってる気がする、みたいな瞬間がとても幸せなのですが、それは、まさに孤独ないのちが繋がってる気がするのかもしれないなあと
そんな事を思いました
いのちは波動ノベーション
音楽はいのちに直接触れるノベーション
そんな事を思いました^ ^
参考:NHK 追悼 谷川俊太郎さん 〜Nコン合唱曲 子どもたちへのことば〜 https://www.nhk.jp/p/ts/Q8M4R3K1XY/
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