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4000人もの証言を取材しながら書くという、ノンフィクション作家 保阪正康さんの言葉に痺れました

曰く

"自分は市民として自立してるとすれば、国家と50/50の関係なんです。"

"その権利が保障されているという自覚がなく、国家に依存するという体質で社会の中で動こうとするので有れば、それは天皇制国家の臣民としてと変わりがないと言うことです

それは自分の権利を放棄してるということです

もっと言えば、自分自身に対する基本的な認識が、間違ってるということですね"

ここから私は思いました

1、依存という安定いるのではないかという問い

2、真っさらにパッションの源を見つめ直す

3、国家と自分のベン図の真ん中は何か

4000人の証言から本を書くというのは、まさにイノベーションでいうところの現場100回を地でやられてる方だなと、だからこそ、本当の真実、イノベーションで言えば、真の課題、これが見えてくるんだろうと、思いました

衝撃的だったのは、自分は国家に依存しているのではないかという問いを出すことである、ということです

これは、いうのは簡単ですが、なかなか普段の中では思うことが難しいなあと、そんなこと言っちゃダメだよねーとか、仕方ないんだよ、とか、そんなもんだよ、みたいな言葉を使った時に、自分のアンテナを振るわすことができるか、そんなことを思いました

それは、ある意味、サンクチュアリや、タブーといった、バイアスの中で生きていることに、目を覚まさせることができる一つの手段かもしれないなと、思いました

そこから、そのバイアスのない状況だと、果たして、自分の情熱の源は、どこにあるのか?これを改めて問い直してみる、ということが大事かもしれないと思いました

もしそれができたら、自分自身が、国家という円の中に包まれるのではなく、国家という円と、自分という円を、ベン図のように表して、自分と国家の交わりが何なのかを探っていく、それこそが、国家の中で生きていく上でとても大切なことかなと思いました

そして、そのベン図が薄まっていくのならば、何を国家に働きかける必要があるのか?また逆に、濃くなっていくのならば、それは自らはバイアスに囚われていないかを確認する、そんなことが国家と自分を50/50に置いておく、方法になると思いました

つまり

自分としての独立した情熱の源を常に意識して

国家とのベン図の交わりのバランスを、常に見ていく。そこで、自分の在り方、そして国家への働きかけを、常に意識していくことが大切ではないかと思いました

一言で言えば

国家と自分のベン図ノベーション

そんな話そをしています

参考:NHK 最後の講義 ノンフィクション作家 保阪正康 初回放送日:2023年3月9日 https://www.nhk.jp/p/ts/4N7KX1GKN7/episode/te/X5Y699QV2G/