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BCGの出された2025年度の論点に、新たなオープンイノベーションの形を出されていて

"大企業がスタートアップに期待すべきなのは、必ずしも技術やプロダクトを取り込むことだけではない。

失敗を恐れずに果敢にチャレンジするマインドセットを呼び覚ます存在として、また硬直した組織を活性化させる触媒としての役割も重要だ。

大企業がスタートアップを育むエコシステムの形成に関わるべき意義もそこにある。"

"しかし、日本の大企業には自ら起業しようと考える人は相対的に少ない。

キャリアが守られるセーフティネットを用意してチャレンジを促す仕掛けは、日本の企業カルチャーと親和性が高いといえる。"

ここから私は思いました

1、イノベーターマインドセットの注入

2、キャリアが守られるセーフティネット

3、何度でも挑戦できる世界

オープンイノベーションの目的は、事業連携だけではない、ということにとても共感しました。

大企業に入る目的は様々あれど、基本的にきっちりかっちりやることを求められるのが、大組織なので、自ずとその能力は磨かれますが、新たな挑戦をできている人は、どうしても数が限られると思います

それが、スタートアップの方と改めて接触すると、自分がこれまでやりたかったことを思い出したり、自分にもできるじゃないか?そんな気づきを得られるということが出てくると思います

それこそがマインドセットを変える入り口になって、そこから、実際のイノベーターのマインドセットを学び、そして経験することで、オペレーター人材がイノベーター人材に変わっていったというのを、私の支援するWGでも、何度も目にしました

そしてそこから、仕組みとして、挑戦をしてもリスクの少ない、いわゆるエフェクチュエーションにおける、許容範囲の損失、を実現する仕組みとして、何らかのセーフティネットが必要ということは、まさにその通りだと思いました

私が主催する、Startup Emergence Ecosystem(SEE)もまさにそれを担うべく仕組みづくりができないものかと、目指しながらもがいてるところですので、とても後押ししてくれるお話しだなあと、勝手に嬉しくなりました

こう言った仕組みがあることによって、リスクを取れない人たち、子供が小さかったり、住宅ローンがあったり、就職と起業の天秤に悩んだり、そんなことが少しでも解消して、もっとカジュアルに挑戦できる、そんな世界ができたらいいなあと思います

そんな世の中になったら、きっと何十年後かには、全世界1世帯あたり一法人化、が当たり前の世界になる、もちろん大企業ならではの価値を出すもあり、そして世帯ごとに何らかの価値を生み出す人たちもあり、それがフュージョンしてる世界、素敵だなあと思いました

そして、ここには、二つの考え方があって、人生をかけたリスクを取るからこそ、成功を勝ち取れる派と、カジュアルなリスクで、心理的安全性のもとに、成功を勝ち取れる派、がありますが

両方あってもいいんじゃないか?そんな風に私は思ってます。各々の個人の資質や、案件の種類、そして支援側のWILL、各々でやりやすい方法で、やっていく、そんな世界がいいかもなあと思いました

"イノベーター・セーフティネット''ノベーション

そんなことを思いました^^

参考:本: BCGが読む経営の論点2025 電子書籍版データ作成日 2024年11月11日 第1版 編者 ボストン コンサルティング グループ  発行 株式会社日経BP

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/IuzX7a0htfs