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筑波大学大学院人間総合科学研究科教授の松崎一葉さんから、教えて頂いたお話に、感動しました!

曰く

"かつて医療社会学者のアーロン・アントノフスキーが、強制収容所から生還した人たちの健康調査を継続的に行ったところ、一部の人たちはとても長生きをしたことが分かりました

そしてその人たちは、共通して次の三つの特性を持っていたと報告しています。"

"一、有意味感"

"二、全体把握感"

"三、経験的処理可能感"

ここから私は思いました

1、今の事象には必ず意味がある

2、悠久の時の流れではひと時の今

3、乗り越えられない試練はない

この話を聞いて、真っ先に思い出したのは、ヴィクトール・フランクルさんの夜と霧のことです。

フランクルさんは自らも体験していると言う意味では、身をもって理解していたのかもしれませんが、その中で言われていた、生きる意味を問うのではなく、意味から問われている、と言うことと、とても似ているなと思いました

それは、今の苦しい状況がなぜあるのか?ではなく、この状況にあることには、必ず意味がある、どんな意味なのか今はわからないかもしれないが、必ず意味があるのだと、思えると言うことが、大切ということかと思いました

イノベーション創発してる中では、どうしてもお客様の課題にフィットしないとか、お客様なかなか増えないとか、そこには、必ず意味があると、その意味をしつこく問い続ける、ということかと思いました

また、先日、熱田神社に伺った際に、樹齢1000年の楠に、圧倒的な存在感を感じたのですが、例えば、その楠からみたら、私の今のこの時は、悠久の時の流れから考えると、ほんのひと時であったと思える、そんな時が来ると思えると言うことなのかと思いました

イノベーション創発でいうと、短期的な事象で見ると心折れるかもしれないが、長期的な視野で、今を見つめる、もっと言えば、先日の天野浩さんのお話のように、自分たちのやったことは、必ず人の役に立つはず(自分の挑戦は誰かの役に立つノベーション(1370回))と思うことも大切と感じました

そして、直接的にその経験はしたことがないけれども、これまで生きてきた人生を考えてみると、乗り越えてきたことが実は沢山あって、後から考えたら良い思い出ということも、あったと思える、そんな心持ちになるというのも、大切なのかと思いました

アンダースンさんの、超一流になるには努力か才能か、にあるように、最後は、自分に自信を持つ、それが、イノベーション創発にも、最後は大事になる、そんなことを思いました

人生の中でめちゃくちゃストレスなことが起きますが、そんな時に

自らの存在さえも超える時の流れの中で、何らかの意味があるということ、そして結果がどうあろうとやり切ることが必ずできる

激しいストレスの中でも、そんなふうに思えた人たちがいた、それだけで勇気をもらえる、そんな話だなあと思いました

激しいストレスを克服するノベーション

そんなことを思いました

参考:本: 1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書 令和二年十一月二十五日第一刷発行 監修者 藤尾 秀昭 発行所 致知出版社

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/T-aCdzesJ5I