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スタンフォード大学で人気講座の「Designing Your Life」を展開されているビル・バーネットとデイヴ・エヴァンスからの言葉に勉強させて頂きました

曰く

"ライフデザインにおけるプロトタイピングとは、的確な疑問を掲げ、わたしたちの隠れた偏見や思いこみを排除し、すばやく実験をくり返し、わたしたちが試してみたいと思っている道へと進む勢いを生みだすことなのだ。 

プロトタイプをデザインするときのポイントは、あなたが興味をもっていることについて疑問を掲げ、一定のデータを集めることだ。優秀なプロトタイプは、問題の一側面を抜きだし、あなたにとって楽しいかもしれない未来を〝お試し〟できるような体験をデザインする。

つまり、人生のさまざまな選択肢を実体験という形で視覚化できるわけだ。"

ここから私は思いました 

1、情熱の源を行動にうつせる

2、許容可能な損失 by  エフェクチュエーション

3、失敗は人生の彩り by  三木清

デザインシンキングを、個人の人生に適用していくという試みが、めちゃくちゃ面白くて、スタンフォード大学の皆様の一、二を争う人気講義というのも、とても頷ける内容でした

その中でも、この人生をプロトタイピングするという考え方は、とても実践的で、自分自身も改めて意識したいと思いました

これをやることで、いつも私が言っている、情熱の源を、改めて確認しながら、そしてそこから、情熱の源自体を行動にうつすというアクティビティに、とても繋げやすくなるなと思います

誰もが、大好きなことや、利他したいこと、個性を発揮したいこと、成長したいこと、など、いろんな情熱の源はあるものの、それを思っているだけでは、時間ばかりが過ぎてしまいますが

このプロトタイピングをする考えを知っていれば、まずは、完璧じゃ無いけど、初めてみて、その結果でまた考えようという、リーンなループを回すことができるかと思いました

実は、自分が独立する際に、2年くらいスポットコンサルに登録して、自分ならどんな案件が来るのかを、まさにプロトタイピングしてたことがありました

その結果で、こんな案件があるのだとか、副業だとやりきれないこともできるようになるなあとか、いろんな気づきがあったおかげで、独立できた気がします

副業やインターンなどはそんな使い方がきっといいのだろうなあと思うし、さらに他の、例えばどこかの国にボランティアに行きたいとか、もっと自分のファッションの個性を出したいとか、実はソムリエになりたいとか

考えているだけのことがたくさんまだまだあるなあと、それを、情熱の源を見直して、プロトでやってみる、と意識するだけで、人生とてもカラフルになる気がしました

その時に思い出したのが、エフェクチュエーションの、許容可能な損失、の考え方で、大火傷をしない程度のリスクをきちんとみてやることも大切かと思います

プロトタイピングの良さは、何回も試行錯誤ができることなので、その範囲内で、Bプラン、Cプランにすぐに移行できるような形が必要かと思いました

また、プロトタイピングをやるときにも必要となるのが、失敗への不安ですが、ここも、三木清さんの、失敗は人生の彩りの一つ、人生のゴールは幸せであって成功では無い、ということも、心にあると

インポスター症候群のように、挑戦することに二の足を踏むようなことも、乗り越えていけるのでは無いかと思いました

人生にはたくさんの選択肢が実はあって、それは、実は自分の中の情熱の源にたくさん埋まっていて、それを解き放すやり方として、プロトタイピングは、とてもやりやすい方法だなあと思いました

人生はプロトタイピング・ノベーション

この言葉を胸があるだけで、何か挑戦への背中を教えくれるを促すそんな気がしました^ ^

参考:本: スタンフォード式 人生デザイン講座 二〇一九年十月十五日 電子書籍版発行 著者 ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス 訳者 千葉敏生   発行所 株式会社早川書房

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/ZYH7iMNjulI