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劇場版トリリオンゲームから、イノベーターにとって何が1番大切なものか、を教えて頂きました

"ターゲットは”世界一のカジノ王”。1兆ドル稼いでこの世のすべてを手に入れる!!"のキャッチフレーズの通り、めちゃくちゃエキサイティングな起業家のストーリーで、ワクワクと感動に打ち震えました!

ここから私は思いました

1、トレードオフに挑む

3、アウフヘーベンで解決を図る

3、大義はトリリオンな仲間

ドラマでは、"資金ゼロ・事業計画ゼロの状態から起業し、ハッカー大会、ECサイト、花ビジネス、ホストクラブ、スマホゲーム、動画配信サービス、キャッシュレス決済と、あらゆる事業に挑戦"して

ビジネスの成功を手にいていくところまでだったのですが、映画ではカジノ王への挑戦という、主人公のハルのパッションは凄まじかったです。

今回改めて感じたのは、イノベーターは、トレードオフに挑むからこそ、新たなチャンスを掴み取るということです

カジノ王に挑むためには、カジノ建設の土地の島民のこれまでの生活というものを、ある程度変革しなければ、無しうることはできないものなので、必然的にその土地の島民からの反対運動が起きますが

カジノによる経済性と、島民の静かな生活、このトレードオフが、必ず生じて、それが一筋縄ではいかない課題だと、アジェンダシエィパーするというところに、イノベーターの着目点があるなあと思いました

この対立する二つの課題を解く方法論として、ヘーゲルのアウフヘーベンのように、対立する二つの事柄を双方否定しない形で第三の道を解決策として提示できるか、というところにイノベーターの腕の見せ所があると思います

本作における解決策も、なかなかのアウフヘーベンなのですが、思い出したのは、

ノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトゥングが提唱したトランセンド法のように、ペルーとエクアドルの紛争地域に、平和公園を設立して、対立を解消するというようなイノベーター的な仕掛け作りです

今回はハルの誰もが思い付かないようなアウフヘーベンな策が炸裂するところがかなりの見どころでした

そして、その解決策にも通じるし、さらにはこの作品の私が最もイノベーティブで素敵なあと思う点は、トリリオンゲームという名の通り、大義は150兆円企業になることとあるのですが

実はそこには、ガク(坂本勇斗)、凜々(福田莉子)など社員はじめ、投資家の祁答院(吉川晃司)、ライバルの桐姫(今田美桜)、そして島民の皆様が、仲間として、ハルのパッションに突き動かされ、そしてハルも仲間を大切にするというところが、大きな価値なのかなあと思いました

つまり1番トリリオンなのは、仲間たちである、というそんなメッセージを頂きました

一言で言うと

トリリオンな仲間ノベーション

そんなことを感じました^ ^

参考:劇場版 トリリオンゲーム 主演 目黒蓮

佐野勇斗 今田美桜 福本莉子ほか 原作:稲垣理一郎/作画:池上遼一 監督 村尾嘉昭 

竹財 https://trilliongame-movie.jp   

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/1ildraaYyic