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スタンフォード大学教育学部教授のジョー・ボアラーさんから紹介頂いた、数学者のウリ・トレイスマンさんの活動に、目から鱗が落ちました

"テキサス大学オースティン校の数学者ウリ・トレイスマンは、以前カリフォルニア大学バークレー校で教鞭を執っていたときに、微積分を受講したアフリカ系アメリカ人の学生の60%が単位を落としていることに気がついた。"

"ウリは、勉強に取り組む学生を観察することで、1つの違いを発見した"

"アフリカ系アメリカ人の学生は、数学の問題にひとりで取り組んだのに対し、中国系アメリカ人の学生は協力して取り組んでいたのだ。"

"ウリは仲間と共同で、非白人の学生を含む、学業がうまくいっていない学生のためのワークショップを設け、ウリが「手ごたえのある内容でありながら、気持ちに寄り添って支援する学問的環境」と表現する学習環境をこしらえた"

"結果として、学業成績に著しい改善が見られた。2年以内に、アフリカ系アメリカ人の学生の落第率はゼロになり、ワークショップに参加したアフリカ系アメリカ人とラテン系の学生が、白人とアジア人のクラスメートの成績を上回ったのだ。"

ここから私は思いました

1、仲間は個々の成長を加速する

2、仲間は底上げではなく上回る

3、イノベーター3つのフレームは自らの成長をも加速する

私が大学のセンター試験を受験する際には、図書館に篭って一人黙々と過去問を解きまくったり、単語覚えたり、必死に自分一人で勉強して、なんとかこんとか、引っかかっていまにいたる訳ですが

実は、仲間と共に、勉強をし合った方が、実は成績を上げることができると、いうことには、目から鱗が落ちる思いでした

確かに、できない生徒を教えてくれたり、ノートを貸してくれたりの、一方的に教えてもらう、できる優しい方々は沢山おられましたが、お互いにそれが成長につながる、共同作業というイメージは全くありませんでした

今回のお話では、そのグループのできない人を底上げするだけではなく、全体として成長に繋がるということは、今私もチーム制でワークショップをやっていますが、そのやり方が実はとても個々人の成長にも効果的なのかと、改めて思いました

私のワークショップでは、毎年続けられる場合、前年度の参加メンバーが、今度はチューターという形で教えたりアドバイスする立場に変わることも入れており、人に教えるというのもまた一つ成長する要素になってるかも知れないとも思いました

思うのは、あまりに、効率的に、たくさんの問題を解くことが成長につながる、というのは、実はバイアスで、一つの事柄をみんなで意見を交わしながら、本質を理解していくということが実は、結果的には良い成長と結果に結びつくのかも知れないということです

イノベーター3つのフレームでは、うちから溢れ出る「パッション」、そして一人ではできないことも「仲間」と共にやれば進める、そして自分たちだけが喜ぶんじゃなく世の中の人に喜んでもらうための「大義」が、大切との話をしていますが

ここにもででくる「仲間」の効用は、分業にありますが、実は、今回学んだ、自己の成長、ということにも、実はイノベーター3つのフレームで実施するイノベーション活動は、繋がるということかも知れないと思いました

そう考えると、

実は自分の成長のためには、自分だけでなく仲間と共に学び生活する必要があって

そして、イノベーション活動をするということは、仲間とも活動を通して、実は自分ね成長にも繋がることになる

そんなことを思いました

一言で言えば

自分の成長は仲間とともにノベーション

そんな話をしています^ ^

参考:本: 「無敵」のマインドセット 心のブレーキを外せば、「苦手」が「得意」に変わる  著者名:[著]ジョー・ボアラー/[翻訳]鹿田昌美 初版発行:2020年9月10日  発行所:株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/bNBoiE1Kg0c