Listen

Description

涙流して笑って、ほろりと感動して、爽やかな気持ちで観終えることができた、そして大好きすぎて、ロスってしまったドラマ、ホットスポットについて、そのイノベーションっぷりについて思いました

"富士山麓のとある町には、地球外生命体が潜んでいた!"

"ビジネスホテルで働くシングルマザー遠藤清美41歳。ある日、彼女はひょんなことから宇宙人と遭遇し・・・!?小さな田舎町で不思議な出来事が起こったり起こらなかったりする"

私は思いました

1、制約をつける

→副作用

2、変化し続ける

→シナリオ変化

3、何度も楽しめる

→気づかない仕掛け

1、制約をつける

イノベーションは、制約条件があった方が、起こしやすいとの話がありますが、まさにここに登場する宇宙人は、完全スーパーヒーローではなく、力を使うと必ず副作用が起きる、という面が、まさにそれかもなあと思いました

ウルトラマンも3分しか持たない、みたいな、そんな制約があっからこそ、その中で、どんな風に勝つのかをハラハラしながら見てたわけですが、この完全体ではないという制約が、とてもドラマをイノベーティブにしてくれた気がしました

2、変化し続ける

ホットスポットのネーミングも最後になって意味合いが変わってきたり、登場人物も、突然名前の知らない人が普通に出てきてたり、最後に山本耕史さんが出るのも、とにかく脚本は当社の予定からどんどん変化していったとのことを聞いて

最初からゴールを決めて、一寸違わず進むのも大事だけども、その時々の役者さんや、進み方によって、どんどん変えていっていいんだと言う、そう言うコンセンサスのチームだからこそ、ここまで面白くなったのかなあとも思いました

イノベーションの世界でも、ソリューションがどんどん変わるピボットは、むしろ奨励されるものですが、大企業では、なかなか変化していくと、最初に言ってとことと違うとか、決裁を取ったのはそんなことじゃないとか、大変なことがたくさんあるのですが

ドラマは役者とスタッフがいる生き物で、また、実はイノベーションのソリューションだって、時代と共に変われるか?と言うことがとても求められてくることも考えると、変わり続ける強さがあった気がしました

3、何度も楽しめる

そしてこれは、最後の対談で私も知ったのですが、実は最初の場面に後々から出てくる人たちが、実はひっそり登場してたりみたいな、何度でも見たくなる仕掛けを仕込んでおくと言うのも、すごくワクワクさせて頂きました

イノベーションの世界でも、最初は面白いんだけど、やっていくうちに、こなすことが目的になっちゃって、結局、つまらなくなっちゃうとか、よくあるなあと思いました

だからこそ、イノベーションを生み出す仕組み自体も、常日頃、アップデートしないと飽きられてしまうと言うこともあるよなーとも思いました

ということで、ホットスポットは、

あえて制限のあるヒーローを生み出して、次々とシナリオをブラッシュアップしながら、そして何度も見たくなる仕掛けを随所に散りばめた

究極のコメディだったなと、そんな事を思わせていただきました^ ^

これはまさにバカリズムさんのパッションが炸裂した

ホットスポットノベーション

そんな事を思いました^ ^

参考:日本テレビ ホットスポット 脚本 バカリズム 出演 市川美日子 平岩紙 鈴木杏 角田晃広 夏帆 坂井真紀 田中直樹など https://www.ntv.co.jp/hotspot/chart/

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/5HFRP57YCtI