司会や音楽や世田谷ベースの様々なものづくり活動など、本当にマルチな人生を送られている所ジョージさんの言葉に、感動しました
曰く
"僕はずっとここまで、何かこう自分なりに満足したときに、これが目標だったって、そんときに思う
何か失敗して、変なものできちゃっても、これが目標だったって、言い切って、正解にして、次に行く"
"未来がすごくなんか遠くとか近くにこう感じたり皆さんするじゃないですか
いや、今が未来の"どんつき"だからっていう
この先のことなんかは、そうなってみなきゃわかんないわけで、想像したところでしょうがない
だから、今を1番にしてれば、次のステップになるけど、今をなんか良くないよ、未来のこと考えようじゃ、何にも前に進まない
だから、今が未来の"どんつき"だと思ってるんで"
ここから私は思いました
1、光る泥団子
→未来は今の中にしかない
2、面白そうなこと全部やっちゃう
→行動とゾーン
3、結果を見て考える
→リーンと失敗の捉え方
1、光る泥団子
所さんのお話を聞いてて、以前お話しさせていただきました「子供の熱中は人生初の情熱の源ノベーション(1138回)」の光る泥団子作りを幼稚園でやられた加用先生のことを思い出しました
加用先生の"その時がこの時として詰まっていた"そんな経験が子供には大切だというお話しと、とても似ているなあと思いました。
子供にとってみれば、未来のことを憂うなんてことはなくて、目の前にあることで、楽しいと思うことに、ひたすらに突き進む、その感覚は、所さんが言われるところの、"今が未来のどんつき"ということにとてもシナジーがあるなあと思います
それはあたかも、未来は今の中にしかないんだよ、ということを、子供のような心を持ちつづけている所さんから教えて頂いた気がしました
2、面白そうなこと全部やっちゃう
そんな所さんには、とてもやりたいことが多いのだろうなあと、いやむしろ、常日頃やりたいことが現れてくるのだろうなあと、そんなふうに思いました
自分は、やりたい事がたくさん出てくるタイプですが、それでも、これは今はやらずにいつかね、みたいなこともたくさんある気がします
そこを、いや、今やろうよ、というのが所さんなのかなあとも感じました。それは、イノベーターには欠かすことのできない、行動力が半端ないのかもしれないなあと思いました
そしてその行動力があるからこそ、いわゆる作業興奮が起きて、そして、それが次々と面白くなって、やり続けてるうちに、挑戦軸とスキル軸が高まって、チクセントミハイさんのいうゾーンに、幾つも到達しているからこそ、マルチなタレントになられたのかなあとも思いました
3、結果を見て考える
"今が未来のどんつき''と考えることによって、今起きたことは失敗でも成功でもなくて、未来へ向かうステップに過ぎないと、考えられるのかなとも思いました
またもしかしたら、それが思ってたものとちがうものができちゃった時の方が、また新しい気づきをもらって、その方がいいじゃんと思えるなあと、そうすると、どんどん自らでさえ思いつかなかったクリエイティブな方向へ向かう事ができるのかもしれないなあと、思いました
光る泥団子をとにかく没頭して作り続ける子供達と、今あるもの、今できた事、今やったことを、どんどん面白がって肯定して、前に進む所さんとを考えるにつけ
大人になっていろんなことを考え過ぎてしまう自分に、今が未来のどんつき、かなんだから、今をもっと大切にするだけでいいんだよと、軽く言葉をかけていただいたような、心が軽くなった気がしました
一言で言えば
今が未来のどんつきノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考: MBS/TBS テレビ 日曜日の初耳学【所ジョージ✕林修◆紅白にレコ大初出場秘話『林先生の歌』即興披露】2025/3/30(日)https://www.mbs.jp/mimi/