坂元裕二さん脚本、土井裕泰さん監督の、「映画:花束みたいな恋をした」に感動し、たくさんの気づきを頂きました
素敵なキャッチコピーが
"東京・明大前駅で終電を逃し偶然に出会った、麦と絹。バイト、同棲、就活。いつでも二人で一緒にいた20代のぜんぶが、ずっと楽しかった。
猛スピードで加速する恋の忘れられないく最高の5年間>を描く、不滅のラブストーリー誕生。"
ここから私は思いました
1、3デクワス理論
2、出会いのパッション
3、人生のゴール
1、3デクワス理論
大勢の飲み会が得意じゃなくて、実はマニアックで夢中になれることがあって、明確な夢とかあるわけじゃないけど、なんとなく目指したいこともあるみたいな、絹と麦の現実を生きてる姿に、めちゃくちゃ共感して、感動して、涙しました
坂元さんの脚本は本当に現実の生活や、その時にある感情を、ありありと思い浮かべさせてくれて、自分がまるでその中に生きていると言うか、生きていたかのような気持ちにさせてくれました
あまりにも共通点が多かったり、偶然が重なることで、ついつい運命の出会いに違いないとか、赤糸が見えた、みたいな気持ちになるよなあと思ったのと同時に
以前お話しした小西利行さんから教えて頂いた "3デクワス理論"を思い出しました。
"つまり3回以上「買う理由」に出会えば「買う」わけだ"
もちろん、恋愛は買うわけではありませんが、3つ以上の偶然や共感があれば、もしかしてこれって運命?みたいな気持ちになると言うのも、ロマンチックではなくなるかもしれませんが、心理としてはあるよなあと思います
それは、言い方を変えると、セレンディピティで、その幸運を拾うかどうかは、本人次第、と言うこともあるので、実はイノベーションの種を拾う時も同じようなデクワスをいかに高めるかと言うことも、イノベーターを目指す人には大切だし、私は今回の映画を見て、積極的に恐れずに、拾っていきたいなあと思わせて頂きました
2、出会いのパッション
そしてそんな時の心の高まりは、それこそ、誰もが一生のうちに一度は経験したことのある、パッションの源に炎が灯った瞬間だなあと思います
何に情熱が生まれるのか、わからないと言うお話も、よく聞きますが、その感覚は、まさに、この恋愛が始まった瞬間、それは、自分だけの勘違いかもしれないけれども、居ても立っても居られない、そんなことが起きたら、とにかくそれに乗っかってみる
と言うことが、どんな種類のものであれ、自らのパッションの源に沿って生きると言うことにつながると思います
それが、自分の気持ちの高まりから、誰かと共にと言う気持ちが、仲間が生まれ、さらにはもっとたくさんの人たちのためにというところから、大義が生まれ、それがイノベーションにつながっていく、そう言う感覚はさの始まりは、恋愛と同じ
そう考えると、誰もがイノベーターに実はなれる可能性があると言うふうにも思いました
3、人生のゴール
今回の映画のタイトルにある、花束のような恋、が何を指しているのかは、明確に語られていませんが、私の想像では
衝撃の出会いがあり、始める時には勇気を奮って、花束をお送りする時のような、そして驚きと共に華やかに始まり、さらに輝く恋、そしてそれは時と共に、永遠に美しいものではないかもしれない、でも、そこで生まれた気持ちは永遠に美しいものとして、残していくことができる
そんなふうに考えると、イノベーション活動も、同じような、新鮮な驚きから、それを始める勇気と、そこからの成長の喜びがあり、でももしかしたらうまくいかないかもしれない、でもそこでやってきたことは、とても美しい自分の人生の一部になってくれる
三木清さんの、人生のゴールは、成功ではなく、失敗のようないろどりもふくめての、幸せである、そんな言葉が、恋にも、イノベーション活動も、同じだなあと、つくづく思いました
そういう意味を込めて一言で言うと
"花束のような"起業ノベーション
そんなことを思いました^^
参考:映画 花束のような恋をした 脚本 坂元裕二 監督 土井裕泰 主演 菅田将暉 有村架純
製作:東京リトルモア 配給:東京チアトル、リトルモア 2021年1月29日 https://hana-koi.jp
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