今日は我がアカペラグループの香港好運と、めちゃくちゃ泣けるバンドのアルケミストさんとの10年ぶりの、一緒のライブをさせて頂きました。まだ配信ありますので、良かったら是非是非^ ^
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配信視聴
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3,600円(特典付き)
・アーカイブ2週間視聴可
【配信チケット購入】(4/23 昼12:00〜)
https://www.voicerecords.net/sh/voha/
アルケミストさんとの、沢山のコラボがめちゃくちゃ楽しかったのですが、香港好運の最後の曲として、ビートルズのビートルズ×アンパンマン×クイーンの曲を仕込んでいました
そして実は、ビートルズ×アンパンマン×クイーンの3者には、イノベーティブな共通点があることに気がつきました
1、異質さ
2、弱さ
3、ジャンルレス
1、異質さ
ビートルズは、初期の「アイドルバンド」像を捨てて、サイケデリック、実験音楽へ突入したことは有名な話です。
また、アンパンマン は、「悪を倒すヒーロー」という定型を破り、“分け与えるヒーロー”を創出したと言えると思います
さらに、クイーン は、オペラ座の夜にて、クラシック・オペラ・ハードロックを横断的に融合した音楽性を確立してます
これらから考えると、この三者は既存の枠組みやバイアスをぶち壊して、新しい異質さを作ってこられたのだなあと思いました
2、弱さ
ビートルズ の“Help!”や“Yesterday”などは、自己の弱さや不安を正面から歌ったことは、当時のロックでは新境地だったのではないかと思います
また、アンパンマンは、ご存知の通りピンチに自らの顔を差し出す、最も弱く、最もやさしいヒーロー像を創出していいと思います
そして、クイーン においては、フレディマーキュリーさんの存在・表現は「マイノリティの誇り」や「内なる苦悩」を力に変える象徴とも言われています
こう考えると、ビートルズやクイーンはロックンロールやハードロック全盛時に、自らの弱さを曝け出す表現をし、それと同時に、弱いヒーローとしてのアンパンマンと、とても呼応する気がしました
3、ジャンルレス
オリジナリティと言い換えることもできるかと思うのですが、ビートルズ、アンパンマン、クイーンは、唯一無二の存在として、君臨しているという意味においても、共通していると思います
ビートルズは、インドに傾注したことはシタールを使い、アンパンマンも子供向けの絵本×倫理×寓話×戦後批評となっており、深みを増し、クイーンに至っては、オペラとロックとの融合が盛んに実施されている圧倒的なオリジナリティがあると言えると思います
ということで、期せずして、ビートルズ、アンパンマン、クイーンのマッシュアップをやりましたが、各々の分野のイノベーターの今日も集まったなあと思いました
一言で言うと
違うからこそ届くノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考: VOICE OF HEART AGAIN アルケミスト✕香港好運2025 6.15日 at吉祥寺 ROCK JOINT GB
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