第1弾から第4弾まで、対談させて頂いた起業家・河原田茉莉さんの起業家人生とソリューションの話から、感じたことを編集後記的に、感想・解釈をお話しさせて頂きます。
特にイノベーターに共通する3つのフレーム「パッション」「仲間」「大義」(イノベーターリップルモデル)から、解説してみます。
1. パッション(情熱)
- 源泉: 川原田さんの顔にあった先天性のお悩みをファンデーションが解決してくれたという「原体験」。
- パッションの分類: この原体験から生まれたパッションは、「成長・脱出パッション」に分類される。
- 重要な点:
- ネガティブな経験も、実は人生における「宝」となり、パッションの大きなパワーになる。
- 「成長したい」「今の状況から抜け出したい」という思いこそ、強い原動力となる。
2. 仲間
- きっかけ: 川原田さんは、起業を考えていなかったが、様々な人から「手伝ってほしい」と声をかけられたことがきっかけとなった。
- セレンディピティ:
- 幸運な偶然(セレンディピティ)は誰にでも起こるが、それを「拾うか、拾わないか」は個人の解釈次第である。
- 川原田さんは、この機会をチャンスと捉えて行動したことが、人生を変える力となった。
- 起業後の仲間: 彼女は一人で全てをやろうとせず、様々な専門家とパートナーシップを組んで仕事をしている。
3. 大義
- 大義の生まれ方:
- 最初は「化粧品」という具体的なソリューションから始まった。
- 行動していく中で、「人の不自由を自由にする」という、より抽象的な「大義」が生まれ、さらに「UNFLAME」というビジョンにまで繋がっている
- この大義が生まれることで、ブランディング支援やAIサポートなど、さらに多様なソリューションが生まれるようになった。
- 大義の役割:
- 大義があることで、様々な人が共感し、応援してくれるようになる。
- 大義が新たなソリューションを生み出し、イノベーションの循環につながる。
4、起業におけるリスクテイクとマインドセット
- 保険的な考え方: 万が一失敗しても、元の会社に戻れるなどのBプラン、Cプランを考えていた。
- 重要性:
- 追い詰められすぎず、冷静な判断をするために、保険的なBプランを持つことは重要である。
- これは、経営者としてのリスクテイク能力でもある。
- 失敗の捉え方: 「失敗は存在せず、経験という人生の彩りである」というマインドセットを持つ。
ということで、起業家・河原田茉莉さんから、イノベーターとしての沢山の鍵を教えて頂きました。これからのさらなるご活躍が楽しみになりました。本当にありがとうございました!
一言で言うと、
パッションと行動から大義が生まれるノベーション
そんな話をしています^ ^
河原田茉莉さんインスタグラム
https://www.instagram.com/mari_partner
動画で観たい方はこちら
https://youtu.be/UwfA636sG3E