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e-lamp.を展開する山本愛優美代表から、イノベーターに必要な重要な要素を教えて頂きました。

Innovater Ripple Model(イノベーター3つのフレーム)から、その学びを整理してみました

私は以下の3点について思いました

1、パッションの源

危機感からパッションの源との向き合い

2、仲間

信じてくれるから信じられる

3、大義

ときめきで溢れる世界を作る

1、パッションの源

危機感からパッションの源との向き合い

山本さんは高校生起業家としてかなり有名になった後、大学生になってから「果たして自分はここから、どういう価値を提供していく人になるべきなのか、もしくはなりたいのか」ということを、2週間、渋谷のスクランブル交差点の上にある喫茶店で考えたというお話でした。

そこから「このときめきを、見える化する」というソリューション、e-lampにたどり着いたという話があ理ました。私は、高校生起業家としての活動が始まりではあるものの、今の山本さんの活動を支えているパッションの源は、スクランブル交差点における2週間の自分との対話だった、ということに非常に感銘を受けました。

私はいつもワークショップで、この「パッションの源」を一旦思い返してみるということをやっています。そのときに使うフレームが「情熱のポートフォリオ」というものです。縦軸にポジティブ・ネガティブ、横軸にオープン・クローズと4つの象限を作り、それぞれに名前をつけています。

この4つの切り口で自分を見つめ直すと、意外と忘れていた情熱の源が見つかることがあります。

山本社長は、この「一旦立ち止まって、自分自身が本当にこれから行くべき方向性を見つけないとまずいかもしれない」という危機感があったからこそ、このパッションの源と向き合うことができ、そして進むべき方向性を見つけられたから今がある、と思いました。

2、仲間

信じてくれるから信じられる

「信じてくれるから信じられる」という話がすごく好きです。山本さんが苦労した時に、たくさんの仲間がいて、その仲間たちが自分を信じて応援してくれたことが、諦めない力になったと話されていました。

私は、仲間は分業という大きな役割のほかに、自分自身が信じられなくなる時、つまり「本当にこれでいいのか、もうやめたほうがいいんじゃないか」と思ったときに、支えになってくれることだと思います。

私が好きな本に、アンダーソン氏の「超一流になるためには努力か才能か努力か」という本があるのですが、その中で一流になるためには、1、最高の教師、2、コンフォートゾーンを抜け出す、そして3、「自分を信じること」と書かれています。

この「自分を信じるということ」は本当に難しいと思うのですが、WBCの栗山監督が、村上選手や大谷選手を信じたから、彼らが結果を出したように、信じてくれる人がいるからこそ、自分を信じることができるということがあると思っています。

栗山監督は「できるやつはやるな」と黒板に書いていたそうですが、これは「俺はみんなを信じているから、もう全部任せている」というメッセージで、この信頼があったからこそ、選手たちは自分を信じることができたのではないか、と思っています。

この「誰かが信じてくれるから自分を信じられる」という関係性は、決して他力本願や承認欲求ではなく、まずは、自分が誰かを信じる、そこから信頼関係が生まれて、そして、その仲間が自分を信じてくれているという確信がモテるようになることで、その信頼が自分に返ってくるという良い循環を生み出すものだ思っています。

山本社長と仲間の関係もそんなことがあったのではないかと勝手に思い、学ばせて頂きました。

3、大義

ときめきで溢れる世界を作る

山本社長は、会社のビジョンとして「ときめきで溢れる世界を作るんです」ということを明確に作られています。

これは、サイモン・シネックさんがTEDトークで言われていた「Whyから始めよう」ということをまさに実践されているのだと思いました。

つまり、「なぜ我々はここに存在するのか」という問いに対して、「ときめきで溢れる世界を作るためである」という明確な答えがあり、それは例えばアップルのスティーブ・ジョブスさんが「Think different」世界を変えるためにここにいる、というのと同じように

この世界観、社会にどんな価値を提供しようとしているのかということを一つのワードで端的に表現できていることが、多くの仲間を連れてくることができるし、お客様に明確な価値として伝えられ、そしてそれが自らにもさらにフィードバックして、パッションにさらに火が灯される

この大義があるからこそ、e-lampは光るイヤリングだけでなく、おそらく今後も様々なアイディアが生まれ、新たな活動がどんどん生まれて、さらに大きなイノベーションを社会に起こしていくことができると、私は思いましたし、さらに応援したい気持ちになりました。

ということで、編集後記的に、私なりに、山本社長からの学びを言語化してみました。

あえて、一言で言うならば

パッションの源に向き合うノベーション

そんなことを思いました。

皆様は皆様で、全く別の学びがあるかと思いますので、是非是非、第一弾から第三弾まで、お時間のある時にご覧いただけましたら幸いです

^^

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/n_EUUOjSwZk