清水ミチコさんの、若い人へのアドバイスに痺れました
"全般的に言えるのが、誰もみてないよ、ってことです"
"人の目を想像する自分に負けないっていうか、それを言ってあげたいです、すごく"
ここから私は思いました
1、スポットライト効果
2、外的評価からの解放
3.、こっそり始める
1. スポットライト効果
- アメリカの著名な社会心理学者のトーマス、ギロビッチさんのスポットライト効果を思い出しましたと、
- 実験として、非常に目立つTシャツを着せて、みんなの中に飛び込んでお話をした結果、自分が注目されたと思った人は50%以上いたが、実際に注目してた人は20%程度しかいなかった。
- あたかも自分にスポットライトが、当たってるような効果があるということなのですが、自己中心性バイアスで、やっぱり自分自身の重要事項は、他人の重要事項であるというふうに思っちゃうっていうのが人間にはどうしてもあるということがわかります。
- なので、こういうことがあると、念頭に置いておくことが大拙で、自分が、ここでなんかちょっと発信したからといって実は誰も注目してないよと。
- こういった考えが、心を緩やかにしてくれてリラックスさせてくれると思いました。どうしても顔をのぞかせる承認欲求から解き放たれる。非常に自由になれるんじゃないか。そんなことを思いました。
2. 外的評価からの解放
- デシ&ライアンさんのお話しで、外発的欲求、外発的要因からの解放ということにつながるかなと思いました。
- 内発的要因が創造性の元になるということを言われているわけですが、逆に外発的な要因があることによって、内発的要因が、阻害されることもあるということも言えるかなと思います。
- 外発的要因っていうのは、給料とか、外からの評価を気にしちゃうってことは、誰も見てないよってことからすると、外からの評価を気にし過ぎてしまうと、実は自分の中の内発的要因、いわゆるパッションの源が打ち消されちゃうってことがあるってことだなあと思いました。
- ある意味、最初は自己満足でいいのだと。利他や大好きや、成長や個性を出したいなどは、全部自分のなかにあるものなので、ひとがどう言おうが関係ないっていうことかなと。
- この内発的要因が、外発的要因に振り回されないっていうのが、自分の創造性を解放するっていう意味でもすごい大事なんだと思いました。
3. こっそり始める
- 哲学者の三木清さんの、失敗も彩りの一つ、ということもすごく大事かなって思いました。
- 炎上するんじゃないかとか、評判を傷つけられるんじゃないかとか、批判を浴びるとか。
- それも三木清さんが言ってように、まあ、失敗も彩りの一つだから。やっちゃえよと、ということもあると思います。
- そう考えてみると、やり方も大切かなと思います。例えば、こっそり始めるっていうのも、私はいいんじゃないかと思いました。
- エフェクチュエーションに於ける、許容可能な損失というのがありますが、大怪我を、被らないようにするって話が大切かなと。
- 損失可能な範囲で始める。それを私はこっそり始めるってことにつながると思うのですが、例えば、β版とか、もしくは、会社の中でやるときにはよく、販管費の中でやっちゃえ、みたいな話のように、万が一失敗しても、事業部の中だけなので、外には目立たない。
- 事業部長的には、痛手にはならないっていう、処世術的な感じも含めて、やっぱり大事だったりすると思います。要は小さく、こっそり始めると。ちょっと小手先ではあるんだけれども、なんとか始めるドライブになることもあるかなと思いました。
- また逆に、そうやってこっそり始めながら、それが色んなところでちょっと評判を読んだり、誰かが見てて、これ、すげえ面白いなと、いう人がいてくれたら、熱狂の源を掴めるかもしれない。
- それによって、仲間ができて、大義につながる。そいうするとイノベーションが回り始める、そんなはじめ方があってもいいかと思いました。
ということで、清水ミチコさんの、誰も見てないよっていうお話は、心をリラックスさせてくれて、新しいことを始める心持としては、すごく、勇気をいただける言葉かなというふうに思いました
一言で言えば、
誰も見てないノベーション
そんな話をしています。
参考:スイッチインタビュー「清水ミチコ✕堀井美香EP 1」2025/8/1(金)PM 9:30~PM10:00 NHKEテレ東京 https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/K7Y4X59JG7/movie/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/SBdZmgc5AlI