建機をつなぎ情報を一元管理できる画期的なシステムの開発中止の決定を、自らが投資することで実現させた、四家千佳史(しけ・ちかし)さんの、イノベータースピリッツに胸熱になりました
曰く
"新しいこと、世にないことをやろうとすると、 まあ失敗だらけです。
それからですね、それいいねって言ってくれる人まずいないですよね。それいたら、多分もうやってるはずですから、誰かが。
だからそういうものに 、こう負けないワクワク感を、まず持つことだと思いますよね。
そのわくわく感があれば、 誰かが否定しても、自分は信じてますから。"
ここから私は思いました
1、積年の真の課題
2、ワクワクが否定を超える
3、自分の責任で行動する
1、積年の真の課題
世界的に有名なKOMTRAXの開発秘話に、こんなにイノベータスピリッツが溢れていたのかと思って、感動で泣きました
四家さんが自らが投資してまでも、開発を継続しようとした理由は、長年の建設業界の解決できていない大きな課題を、ここで遂に解決することができるのかもしれない、と言う積年の真の課題がここにあると言うことを見抜いていたからだろうなあと思いました
まさに世にないものなので、それをやったらどれだけの効果が出てくるのか?または本当に効果的な物ができるのか?などのリスクを考え始めたら、絶対に前に進むことができないものと思いました
ある意味、ソリューションとしてうまくいくかどうかはわからないけれども、少なくとも、業界のこれまで解決できると思っていなかった、真の課題を解決することができるかもしれない、その可能性に賭けれるかどうか、と言うことかと思いました。
そのためにも、アジェンダシェイパーとして、これまで誰もが気づかなかった、真の課題に気づいているのかどうか、そこがとても大事なポイントかと思いました
2、ワクワクが否定を超える
そう言う意味で、ピーターティールが「ZERO TO ONE」で語ったように、. 「今みんなが同意していない、重要な真実は何か?」これが見えてしまったというワクワク感が四家さんのパッションの灯火に火をつけたのではないかと思いました
パッションの源で言うと、誰もが気づいていない、と言う意味においては、個性派パッションであり
積年の課題を解決できる、という意味では、利他パッションであり、
好きなコンピュータで実現するという意味では、大好きパッションであり
これから成長していく企業だったというところからは、もしかしたら、成長・脱出パッションもあり、すべてのパッションがぐるぐる火を吐きながら回っていたのかもしれないと思いました
だからこそ、たとえ、誰かが否定したとしても、なんとしてもやり遂げるという強烈な思いが炸裂することになったのかと思いました
3、自分の責任で行動する
しかしながら、思うところまでは、誰でもできる、という話もあります
特にイノベーティブなことは、本当に周りからは止められることばかりなので、それを本当に実行できるかどうか、これが最後のイノベータになるかどうかの試金石になる、と思いました
そこを、四家さんは、自らの投資という責任を明確にして、行動に移すことができた。そこがまさにイノベータスピリッツなんだろうなあと思いました
恐らくここに現れていないようなご苦労や失敗も数限りなくあったのではないかと思います。
それでも、自らの責任で行動し、そして何度失敗しても、再度挑戦し、そしていつの日にか、幸せを掴み取る、そんなマインドセットがとても重要だということを教えていただきました
一言で言うと
自分のワクワク感が否定を超えるノベーション
そんなことを思いました^^
参考:新プロジェクトX 建設機械 起こせ!IT革命 ~“エレキ部隊”の下剋上~ 初回放送日:2025年8月30日https://www.nhk.jp/p/ts/P1124VMJ6R/episode/te/NY8449R5W6/