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創業50年の箔一の創業者 浅野邦子さんの言葉に魂震えました

曰く

"この金沢箔を世界のブランドにする

夢は逃げない。逃げるのは自分ってね。

この言葉ずっとヘコたれた時に、「あなたの夢なんなの?逃げちゃいかんよ、あんたが思ったんでしょ」

って自分に言いながら。 

「夢は逃げない」「逃げるのは自分」

という言葉を今日までの支えにしてまいりました。"

ここから私は思いました

1、内発的動機

パッションの源と大義

2、グリッドマインドセット

諦めない心と情熱

3、メンタル・コントラスト  

1、内発的動機

この言葉からまずは感じるのは、浅野さんの燃えるようなパッションと、そして、金沢の伝統工芸を世界のブランドにするのだと言う、ビジョンまたは、大義にあると思いました

町の下請けをしていた時代から、自らの技術をこれまでの常識を打ち破るような、金箔の使い方や展開まで成し遂げられたのは、並々ならないパッションと大義の両軸を強烈に持てたから、ではないかと思います

これは、デシアンドライアンの、内発的動機に基づく行為は、継続的に、そして最も創造的な活動になる、と言う言葉にも裏付けられると思いました

イノベーターズリップルモデルにおける、パッション、仲間、大義とも、パッションと大義があり、そして社員という仲間がそこにいる、こんな構造が、出来上がってるなあと感動しました

2、グリッドマインドセット 

これまで沢山のスタートアップの皆様とお話しする機会がありしたが、成功されてる方に共通の言葉がありました。

それは、「諦めなかったから」と言う言葉です。浅野さんの言葉からも、同じ気持ちを感じました。

イノベーションは、これまで誰もやったことのないことをやることなので、とにかく周りからや、お客様、下手をすると仲間からさえも、批判にさらされることも、ままあります

それでも、ビジネスモデルを変えてでも、なんとか喰らい付いていく、この継続的な情熱を持ち続けながら、諦めない気持ち

これは、アンジェラ・ダックワースの唱えた、グリットのマインドセットと、めちゃくちゃ付合する考え方でもあるなあと思いました

3、メンタル・コントラスト  

そしてもう一つ思うのは、「夢は逃げない」「逃げるのは自分」の組み合わせの文言の巧みさです。

メンタルコントラストという考え方があって、ニューヨーク大学(NYU)の心理学者 ガブリエル・エッティンゲンさんが提唱されているのですが、簡単にいうと

「願望だけだと逆効果。現実との対比が行動を生む」という話があって、夢だけを語っては届かなすぎて意味がなくて、現実はこうだけどね、という認識があった上で夢を語るというのが、とても建設的な向き合い方であると、いうことも

もしかしたら意識されていたのかなあと思うと、いま、これだけブレイクされたのも納得できなあと思いました

ということで一言で言えば

夢は逃げない、逃げるのは自分ノベーション

そんな話をしています^ ^

参考: テレビ東京 カンブリア宮殿【金箔の町の下請けから大逆転!金沢発 母子が切り開いた金箔革命】2025/12/4 https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/

動画で観たい方はこちら

https://youtu.be/S4eU4bjJv5s