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2025年に制御性T細胞の研究で、ノーベル生理学賞・医学賞を受賞された坂口志文さんの未来を担う子供たちに向けたメッセージに感動しました

曰く

"サイエンスでもいいし、スポーツでもいいし、お稽古ごとでもいいんですけれども

やっぱり人の成長っていうのは、まあ自分で一番やりたいことをやって

そこからしか生まれませんですから"

制御性T細胞の発見への記事も読ませて頂き、私は思いました

1、パッションの源に従う

2、諦めないから継続する

3、そこに仲間が生まれる

1、パッションの源に従う

坂口さんは、代々お医者様の家系で哲学にも興味があられて、大学の講義で免疫学の、自己と自己じゃないものを見極めるところに、哲学を感じられて、そこから40年この道に進まれたそうです

大学の時に生まれたその興味に、真摯に向き合われて、そのパッションの源に従って、ここまで進んでこられた方の言葉だなあと感動してしまいました

人それぞれにパッションの源が生まれるタイミングは、違うかと思いますが、幼少の頃に生まれた何らかの興味やワクワク感が、何かのきっかけで、これめっちゃ面白いというようなものに出会ったときに

それを捕まえて、それをやってみようと行動に移せるか、というところに、第一歩の秘密がある気がします。それが例えば、まったく思ってことと違うものなら、そこでまた探せばいいので、まずは、パッションの源に引っかかったことに手を出してみる、ということが大切かも知れないなあとおもいました

2、諦めないから継続する

坂口さんの研究の経緯を見させて頂くと、相当な紆余曲折があったことがよくわかります。この分野に関しても、一時は誰も見向きもしなかったそんな中でも、自らの研究とそこにある信念を信じて、諦めてなかったからこそ、今の成果に結びついたんだなあということに感動します

イノベーションの道筋は、茨の道で、暗闇から一筋の光があると信じて進むことだとのお話は聞きますが、何十年もかけてそれをやり続けることは、本当に大変なことだなあと思いました

それでも諦めないからこそ、継続することができる、継続するからこそ、そこに成長と成果が就いてるくる、という坂口さんの実例は、本当に勇気をいただけるお話だと思いました

3、そこに仲間が生まれる

坂口さんの研究の経緯は、そこで途絶えるかというときに、彗星のようにサポートしてくれる人が現れているように思いました

そこに幸運があったという表現をされていますが、これこそ、研究を続け論文を出し続けてる中に、そのパッションと大義を深く感じてくれている人が、必ず世界にはいる、ということなのかも知れないなと思いました

そう言う意味では、リップルモデルにおける、パッション、仲間、大義が、揃うことでイノベーションが加速するといつもお話ししてますが

自らのパッションと大義を発信し続けると言うことも、仲間を探すと言う意味においても、とても大切なことかと思いました

自らのパッションと大義が、本気で乗っかっていれば、そして仲間を求めることによって、必ず仲間は現れる、それによって自らがさらなる成長を遂げることにつながっていく、そんなことを思いました

ということで一言で言えば

やりたいことの継続が自分を成長させるノベーション

そんなお話をしています^ ^

参考: NHK クローズアップ現代-年末拡大スペシャル 激動の2025年を振り返る 2025/12/22

参考:JT生命研究館 ゆらぐ自己と非自己―制御性T細胞の発見 坂口 志文 免疫学 / 分子生物学 大阪大学特任教授 https://brh.co.jp/s_library/interview/89/