クラシックの常識にとらわれない独特なアレンジや視覚的な演出で、いま世界中から支持を集めているピアニストの角野隼斗さんの、葛藤とこの道を選択した決断のお話に、感動しました
曰く
"クラシック音楽を演奏する身でありながら、即興とか作編曲をするっていうことが、周りを見渡していなかった。
これは自分の強みになるかもしれないと思ったし、自分がやりたいことでもあったので。
その内定もらっていた企業の初任給を超えたら、音楽で超えたら辞めれると思って。超えたんでやめました。
音楽家になるかと思ったのが、まあ 1年半ぐらいこう長い期間を経て決断したことですね。
よくなんかこうリスクを取って挑戦していると思われることが多いんですけど、そんなことなくて。自分の中で確信がない限り。その行動を起こしたくないので。"
ここから私は思いました
1、個性派、大好きパッション
2、リスクヘッジをかける
3、判断ポイントを置く
東大生にしてショパン国際ピアノコンクール出場、Youtube 動画配信者“Cateen かてぃん”で、チャンネル登録者数が150万人を超える、そしてカーネギーホールでのコンサートなど、怖いものなしの順風満帆な人生を送られていたのかと思ってましたが、物凄い葛藤との連続だったお話に、感動しました
実はピアニストになるかどうかも、非常に迷われていたというお話を聞いて、人生の選択をどのようにされたのかということにとても興味が湧きました
1、個性派、大好きパッション
東大では、工学部で学ばれていたということもあったのか、実は大企業からも内定をもらっていたとのこと。でもそれを選ばずに、最終的には、自らの情熱の源に従った選択を悩みに悩み抜いて決断されたとのことに、とても勉強になりました
情熱のポートフォリオで見ると、一つは、自らの強みや個性を理解されて、クラシックをやるみながら、即興や自由に編曲して奏でるという、自分自身の個性を追求されたいという、個性派パッション
また、本当に自分がやりたいことがここにあるという気づきが、大好きパッションとして、炸裂されたのかと思いました。
あくまでも内発的動機であるパッションの源に従ったということが、今の角野さんを作られたと思いました
2、リスクヘッジをかける
起業家やイノベーターというと、大きなリスクをとって人生を賭けて始めました!的なヒーロー物語に注目が集まるし、みんな聞きたがる傾向が多いような気がしますが
角野さんのリスクをきちんと分析して、そして万が一の時があっても、Bプランがあるようなリスクヘッジをかけて判断をしていく、というのは、とっても合理的で、実は数々のイノベーターもそうしていた、ということがあるのかもそれないなあと思いました
そのようなリスクをきちんと判断ができない人が、起業して最初はうまくいっても中長期的にはうまくいかないことも、ままあるなあと思います
逆に、成功者バイアスによるヒーロー物語を求めるがゆえに、無謀な挑戦をしてしまう人や、または、無謀な挑戦じゃないと応援しない人、みたいな構造が、出てくることは、かえって挑戦者を減らしてしまう、そんな環境になるのかもしれないなぁとも思いました
3、判断ポイントを置く
その上で、角野さんが、一年半悩んだと言われていますが、自分自身の中で、明確な判断ポイントをおいて、次に進んでいくということをしていくのが、もっと大切な行動をする、ということを促す切り札になると思いました
とかくリスクを考えすぎてしまって、リスクヘッジをしすぎてしまって、前に進めなくなるという、副作用をなくすためには、リスクを洗い出した上で判断ポイントを明確にしておくということが大切だなあと思いました
角野さんの場合には、内定の企業の初任給を超えたら、ピアニストへ向かうと、明確化してたことでブレずに行動できたのかと思いました
私が独立を考える時にも実はそのポイントを明確化していて、私の場合は、独立の場合、外部からの受注案件が3件以上いけそうかという目処と、残る場合の条件も明確に紙に落として交渉をしていました
それがあったからこそ、先が見えない新たな挑戦であっても、自分の中では無謀ではない、確信を持った道として進むことができた気がします
今回の角野さんのお話は、これから、新たな挑戦をしようとしている人たちみんなに、参考になる話だなあと思いました
ということで、一言で言えば
自分に確信を持ったら行動を起こすノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:NHK インタビュー ここから ピアニスト 角野隼斗さん(2026年1月12日放送)https://www.nhk.jp/g/ts/M29X69KZ1G/blog/bl/pj3Oe3PwYj/bp/pDr6BK4J4D/