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楽天グループ社長の三木谷浩史さんの言葉に震えました

曰く

"ネガティブ情報じゃなしに、やっぱりポジティブな情報を考えていくっていうことだと思うんですよね。

例えば自動運転っていう問題、課題があったとすると、そこに行くまでは、やっぱり技術的にもそうですし、社会的にもチャレンジンなことがあるんだけど。

でもやっぱり最終的には自動運転になるわけですよ。きっと最終的に自動運転になるんだけど、逆にその課題を解決することにその価値が出るってことですね。っていう風に考えていた方がいい

だから、まずは長期的にどうなるかというような考えて、その上でその課題があるんだけど、簡単にはいかない、で、それを解決するのがビジネスだという風に考えています"

ここから私は思いました

1、超長期思考

2、バックキャストして真の課題

3、ソリューション化

1、超長期思考

このインタビューの中で三木谷さんは、経営者は50年後を考えて動くべきだとの話をされていました。通常の会社経営では、中長期経営計画は3〜5年ですが、その10倍先を見ているということに、衝撃と共に感動しました

さらにそのためにシリコンバレーを含め、世界中の起業家と常日頃会話しているということにも、驚きを頂きました。英語を公用語にされたのも有名な話ですが、経営トップ自らが世界中の起業家と話す姿を見せて、社員にもそのアクティビティを背中で教えるということにもなってる気がしました

世の中で一番長期のビジネスの未来を見ている人たちは、紛れもなく起業家ですので、イーロンマスクの火星を目指すということは有名ですが

世界にはさらに全然違う未来を見ている人たちがいることは、私も世界20都市のオープンイノベーションコンテストを推進していた頃から、ひしひしと感じていました

そしてもう一つ重要な点は、そういうことをコンサルや部下などに任せずに、自らの目で皮膚で感じて、現場現物現人の三現主義をして、一次情報に当たらなければ、本当の未来は見えてこない、ということも実践されているのかなぁとも思いました

2、バックキャストして真の課題

自動運転のお話を例にされていましたが、現時点ではさまざまな課題はあるけれども、50年後というメガネで見れば、それは普通の世界になっているだろうという未来を、まずは自らのパッションと確信を持って設定した上で

そこに至るために障壁となる課題にこそ、新たなビジネスの種があるとの、バックキャスト法による新規ビジネスへのアプローチをされていると思いました

インターネット黎明の時期に楽天を立ち上げたように、まだ脆弱なネットワークと思われていた時には、まだ誰も動き出せないのが世の常ですが、まさに50年先を思うことで、今のうちにやっておくこと、障壁となることに取り組み始めることに、意義があると教えていただきました

それは、現時点の成長産業にはることではなく、これからの世の中がどう変わるか、もっと言えば、自らがどう変えていきたいか、の観点から今の課題を洗い出すということと思いました

3、ソリューション化

その上で、どの課題からどのマイルストーンでソリューション化していくのか、最初は小さくとも50年後に向けたDay1の仮説を立てながら取り組んでいく、ということが必要だなあと思いました

企業の行末を決める程に必要な経営者判断の際には、50年後を想定し、その中で自身の企業はどこにいるべきなのか、そこは、経営者のパッションが最終的には、大事なのかなあと思いました

新規ビジネス提案でいつ儲かるんだ?というような小さな話ではなく、経営者自陣が起業家マインドを持った新たな市場を創りにいく、そういう企業がこれからも伸び続けるのかと、思わせて頂きました

ということで、一言で言えば

超長期からバックキャストするノベーション

そんなことを思いました

参考: 栗山英樹 ザ・トップインタビュー 楽天グループ社長 三木谷浩史 初回放送日 2025年2月15日(土)  https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-615XJRJY38/ep/39L2M48Q5L