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全国で約190店に拡大している、都心で新鮮な食材を買える「わくわく広場」のタカヨシホールディングス社長の黒田 智也(くろだ としや)さんのお話にイノベーションの起こし方を教えて頂きました

曰く

"消費者の求める品揃えではなく、生産者のための店を作るという、既存のスーパーとは真逆の戦略で攻める。

そのため、好きな量を好きな店に出すことができ、価格設定も生産者自身で行う。スマホやPCでリアルタイムに店の販売状況を知ることができ、生産量の調整や納品頻度に役立てることができるため、月3000万円を売り上げる生産者も現れている。

一方、「わくわく広場」は品揃えのコントロールや、販促、商品開発への口出しを一切しない。そのため、欠品OK。目指すは実店舗のAmazonだ。

総流通額は260億円、登録生産者も3万人を超えた。都会の消費者に美味しい食を提供し、地域の生産者のやる気と売上げを増やしている。"

ここから私は思いました

1、三現主義

2、誰のペインを解消するか?

3、挑戦をともに分かち合う

1、三現主義

失敗学の提唱者である畑村洋太郎(はたむら ようたろう)さんの、三現主義(現場現物現人)そのものなのかもしれないなあと思いました。

ワクワク広場を始めた当初は、本当にうまくいかないことがたくさんあったそうですが、一般のスーパーなどが基本的には消費者を見ながら戦略を立てていくところを、生産者にとって選ばれる産直の市場になるという逆転思考のコンセプトを掲げて

そして、40名ほどのスタッフが全国の生産者へ直接突撃して行って、そこで、ワクワク広場の紹介をしながらも、現場の人たちの声を聞いて、その課題をどう解決できるのかを、徹底的にやってこられたのかなあと思いました

ある意味、これまでの産直市場における、Whynotyet(なぜ今でもうまくいかないのか?)を三現主義から徹底的に解決してきたその結果が、今のワクワク広場を作ってるのかと感動しました

2、誰のペインを解消するか?

イノベーションを進める上で、常に一番大切になってくるのが、真の課題が誰のどこにあるのか?ということに尽きると言っても良いと思うのですが

農家も減少する中でどうすればその負のスパイラルを抜け出せるのかを、みんながもがいている中で、農家が野菜を使って消費者がたべる、このチェーンの中で、本当の課題は誰の何なのか?ここに徹底的にこだわられたのかもしれないなあと思いました

そこで農家として生産者のペインを徹底的に解消することこそ、そのバリューチェーンをアップデートできる鍵があると、何度も取り組まれた結果としてのモデルが出来上がってきたのかなと思いました

そこでアジェンダシェイパーされて探り当てた課題というのが、農家の人たち自身が自由にチャレンジするプラットフォームがないということだったのかなあと思いました

3、挑戦をともに分かち合う

今回のお話の鍵はそこにあると感じたのは、農家や生産者の方の、新しい挑戦をともに分かち合う、そんなプラットフォームになる、ということだったのかもしれないなと思いました

全てを農家の皆さんがやりたいように、このプラットフォームを使ってもらって、それが成功すればプラットフォームも嬉しいし、上手くいかなければプラットフォームもうまくいかない、という運命共同体という構造に完璧に倒しているところが、感動的でさえあると思いました

それは、農家の方を信頼しているという証であるとともに、ともに成長していきましょうという、強烈なメッセージになってるなあと思いました

その構造が、農家の皆さんの"パッション"に"仲間"としての火を灯して、"大義"としての日本の農家を継続し増大させていく、そこに皆さんが乗っかれる、イノベーションリップルモデルなのかもしれない、そんなことを思いました

ということで、一言で言えば

挑戦をともに分かち合うノベーション

そんな話をしています^ ^

参考:テレ東 カンプリア宮殿 2026年を占う 第2弾 わくわく広場の全貌 タカヨシホールディングス 社長 黒田 智也(くろだ としや) 都心に出店攻勢する「わくわく広場」!都会の消費者の心を掴む秘密 https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/backnumber/2026/0115/